大型犬
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ゴールデン・レトリーバーの性格 飼い方のコツ・飼い主の悩みQ&A|いぬのきもち 犬図鑑

ゴールデン・レトリーバー
- 英語名
- Golden Retriever
- 原産国
- イギリス
- サイズ
- 大型犬
- グループ
- ポインター・セター以外の鳥猟犬

福山 貴昭(博士)
愛玩動物看護師
ドッググルーミングスペシャリスト
SFSPCA ヒアリングドッグトレーナー
●書籍:『トリマーのためのベーシック・テクニック』緑書房/『明るい老犬生活―今日からできる頑張りすぎない12のこと』文一総合出版
ゴールデン・レトリーバーの性格と特徴・飼いやすさ
ゴールデン・レトリーバーの飼いやすさ 各項目の数値が大きいほど飼いやすい傾向
ゴールデン・レトリーバーの性格
また、学習能力が高く、人との生活の中でとるべく、行儀のよい行動パターンなども比較的早く学習します。運動能力も高く、いっしょにアウトドアやドッグスポーツを楽しみたい飼い主さんにピッタリです。
ゴールデン・レトリーバーの大きさ
オス 体高:56~61cm/体重:29~32kg
メス 体高:51~56cm/体重:25~27kg
※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
ゴールデン・レトリーバーの毛色の種類
ゴールデン・レトリーバーの心配な病気
・被毛の量が多く暑さに弱いことから気をつけたい「熱中症」
・股関節の発育や形成に異常が見られ、お尻を振りながら歩く「股関節形成不全」
・皮膚や内臓など、体のあらゆる部分に悪性のしこりができ、命の危険もある「悪性腫瘍」
ゴールデン・レトリーバーの価格相場(2025年)
価格 | 26万円~ |
※ペットショップ・ブリーダーのウェブサイトを編集部で調査(2025年5月)。
ゴールデン・レトリーバーの飼い方
ポイント(1)毎日、戸外で十分な運動量を確保して
ポイント(2)モッテコイ遊びなどでレトリーバーの欲求を満たして
ポイント(3)熱中症に要注意
ポイント(4)滑りにくい床をセレクトして
ゴールデン・レトリーバーが気をつけたい病気のひとつに、股関節形成不全などの関節トラブルがあります。活発なゴールデン・レトリーバーが滑りやすいフローリングの床を⽇常的に⾛り回っていると、関節に⼤きな負担がかかり、症状が出やすくなることも。また、体重が30kg前後あるので、加齢に伴い筋肉量が落ちると、滑りやすい床の上では重心を安定させることが困難になります。⽣活スペースには、滑りにくい床材を選びましょう。
ポイント(5)毎日のブラッシングが必須
ポイント(6)食欲旺盛なので、一気食い防止の工夫を
また、フードを⼀気⾷いしてしまう場合は空気を⼤量に飲み込むことがあるので、⼀気⾷い防⽌⽤の⾷器を活⽤してもよいでしょう。
フード選びに際しては、ゴールデン・レトリーバーは豊かな被⽑をもつこと、皮膚の病気になりやすいことから、⽪膚・被⽑を健やかに保つ成分を強化したフードを選ぶのも⼀案です。迷う場合は、動物病院で相談を。
ゴールデン・レトリーバーの飼い主に聞く 愛犬の迎え入れを決めた理由
※この調査は飼い主さんの主観によるものです。アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したもので、一部読みやすいように編集している場合があります。また犬の性質は同じ犬種でも個体によって異なります。

自由回答欄には、以下のような意見も寄せられましたのでご紹介します。
■愛犬の迎え入れを決めた理由
ゴールデン・レトリーバーの飼い主に聞く 飼いやすさと飼い方のコツ

※この調査は飼い主さんの主観によるものです。アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したもので、一部読みやすいように編集している場合があります。また犬の性質は同じ犬種でも個体によって異なります。
■思っていたより飼いやすい
- 「大型犬は初めてで、パピーの頃は家財の破壊が多かったけど3才に近づいてきてだいぶ落ち着いてきた。やはり近くにいてくれるだけで安らぐ」(オス・2才)
- 「1才になるまでは家具や壁紙など家の中を破壊されましたが、それからは落ち着いています。表情豊かで感情を面に出してくれるので分かりやすいので、コミュニケーションも取りやすい」(メス・2才)
- 「とても温厚でおとなしく吠えられることはよくありますが怒ることを見たこともなく、無駄吠えもしないので」(オス・4才)
- 「よく懐いて可愛い。ただ散歩だけは大変さを感じている。昨今の暑さのせいで散歩時間や持ち物など対策が必要で朝は4時、夜は10時過ぎと苦労しています」(メス・2才)
- 「大型犬なので散歩は大変ですが、頭が良く、しつけがしやすく、大変おとなしく、人が大好きで優しい」(オス・6才)
- 「何をしていても癒される。一緒にいると幸せを感じる。こちらの言葉が分かっている」(メス・2才)
- 「少しずつですがこちらのしつけを理解してできることが増えていっています。 またテンションが上がりっぱなしの事が少なく、予想以上に落ち着いてます」(オス・6カ月)
- 「昔から憧れだった犬種です。大型犬だから体も大きくなるし力も強い。しかもやんちゃだから大変なこともいっぱいあると知ったうえで迎えました。やっぱりその通りだし、お金もかかる。でも、10才で亡くなりましたが、そのコは優しくて甘えん坊で…家の中を楽しく明るくしてくれる。それ以上の幸せをもらっていると感じるからです。だから新しく家族になった子もゴールデンです」(メス・6カ月)
■思っていたより飼うのが大変
- 「初めてのお迎えのため、当初は噛みつき・トイレ等のしつけが大変でした。お散歩を開始してからは引っ張り・飛びつき・吠え・拾い食い等に悩まされ、その後引っ張り・飛びつき以外は改善されるも、最近はマーキングも追加に。自由奔放なワンちゃんに振り回されています」(オス・11カ月)
- 「体調を崩した時など体重が重いので看病が大変」(メス・5才)
- 「破壊王だから」(オス・6カ月)
- 「散歩中、人が好きすぎて反応した人にはグイグイ行くので、落ち着かせるのが大変。特に大型犬で力も強く、飼い主の体力が必要」(オス・3才)
- 「諸経費がかかる」(メス・2才)
- 「3代目のゴールデン・レトリバーですが、一番元気で力が強く、遊び好き。 暇になり、かまってあげないと、家中の柱などを噛むので、家が傷んできている」(オス・2才)
- 「先代犬もゴールデンでしたが同じ犬種であっても個々に性格も異なるので、まっさらな気持ちで向き合っています。 慣れるまではどんな時も大変さはありますが、 それ以上にたくさんの発見も多く、ワクワクした日々を過ごせることに感謝です」(メス・1才)
- 「大変だとは思っていたけれど、毎日の散歩や健康チェック、ケアなど。大切な存在であるが故の大変さが想像以上だとは思う。ご飯やトリーツは人間以上に気を使います。 ただ、その大変さが、嫌ではなくそこもまた愛おしい存在です」(メス・4才)
ゴールデン・レトリーバー飼い主に聞く 愛犬の好きな体の部位

※この調査は飼い主さんの主観によるものです。アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したもので、一部読みやすいように編集している場合があります。また犬の性質は同じ犬種でも個体によって異なります。
結果は、「目」(57.1%)を選んだ人が群を抜いていました!ゴールデン・レトリーバーの優しく感情豊かな目に魅力を感じている人が多いようです。
また、自由回答欄には、以下のような意見も寄せられましたのでご紹介します。
■愛犬の好きな体の部位
- 「存在感」
- 「顔」
- 「全部」
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