中型犬
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イングリッシュ・コッカー・スパニエルの特徴・性格 最新価格と飼い方|いぬのきもち 犬図鑑
イングリッシュ・コッカー・スパニエル
- 英語名
- English Cocker Spaniel
- 原産国
- イギリス
- サイズ
- 中型犬
- グループ
- ポインター・セター以外の鳥猟犬
福山 貴昭(博士)
愛玩動物看護師
ドッググルーミングスペシャリスト
SFSPCA ヒアリングドッグトレーナー
●書籍:『トリマーのためのベーシック・テクニック』緑書房/『明るい老犬生活―今日からできる頑張りすぎない12のこと』文一総合出版
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの性格と特徴・飼いやすさ
上品な外見とはうらはらに、人なつっこくて明るく陽気な性格は家庭犬としてはもちろん、多くのイングリッシュ・コッカー・スパニエル愛好家を魅了しています。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの飼いやすさ 各項目の数値が大きいほど飼いやすい傾向
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの性格
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの大きさ
体高:38~41cm前後/体重:12.5~14.5kg
※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの毛色の種類
単色の毛色のことを「ソリッド」といい、黒以外にもチョコレート色やレッドなどがあります。ほかにも、茶色にところどころ黒みがかかったセーブル、黒と茶をベースに額に眉のようなタン模様が入るブラック&タンなどがあります。このカラー・バラエティの豊富さも魅力です。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの心配な病気
・過剰な皮脂分泌が原因の「脂漏性皮膚炎」
・マラセチア細菌などに感染して発症する「外耳炎」
・足を引きずったり、ピョコッと上げたりして歩く「膝蓋骨脱臼」
・耳のお手入れを怠るとなりやすい「中耳炎・内耳炎」
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの価格相場(2024年)
価格 | 35万円~ |
※ペットショップ・ブリーダーのウェブサイトを編集部で調査(2024年5月)。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの飼い方
ポイント(1)アウトドアが大好き!
また、アウトドアなど自然のフィールドでの活動が好きな方などは、最高の相方となってくれるでしょう。長い垂れ耳は、「スヌード」と呼ばれる”ほっかむり”をかぶせて、汚れを防ぎます。裁縫など好きな方は自作スヌードなども楽しめます。
ポイント(2)狩猟犬としての本能に注意を
ただし、狩猟犬としての本能が残っていることもあり、猫やカラスを追いかけて仕留めようとすることもあるので、飼い主さんは愛犬から目を離さないようにしましょう。
お散歩中など、地面に残るさまざまなニオイをかぎたがります。犬はニオイから多くの情報を得ることができるので、ニオイをかぐ欲求が非常に強いです。欲求を満たすためにも、ニオイをかぐことをあまり厳しく止めることはおすすめしません。人の指示でニオイかぎを止められるようにしつけましょう。
ポイント(3)滑りにくい床を選択
犬が静かに落ち着けたり、眠ることができたりする自分だけの場所として、クレートや大きめのベッドを用意しておくといいでしょう。とくに、家の外に人や犬が通ったときに吠える犬などは、外の音や通りが見えないところにセットするとよいでしょう。足の裏に多くの毛が生えることから、フローリングの上で滑りやすくなってしまいます。飼育する際は、必ず滑りにくい床を選択しましょう。
ポイント(4)年齢と目的に応じたフードを
犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
手作りフードは与えているものを飼い主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをおすすめします。
ポイント(5)週に数回は耳のケアを
また、垂れた長い耳が蒸れて不衛生にならないように、週に数回は耳の穴の外側の拭き取りケアを実施しましょう。。散歩や食事のときは、耳先が汚れないようにスヌード(耳まわりにかぶせるカバー)を着用するのもおすすめです。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルに似た犬の種類
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イングリッシュ・コッカー・スパニエルの歴史や背景
そして1892年にイギリスで、その集団を複数の犬種に分け、小さいサイズの犬がイングリッシュ・コッカー・スパニエルとなりました。その名は猟場でヤマシギ(woodcock)などの鳥を驚かせて飛び立たせる役割を担っていたことにちなんでいます。
祖先犬はイギリスの多くのスパニエル種のもととなったランド・スパニエルだと考えられています。明るく陽気で活発な性格によって、母国イギリスで根強い人気を誇っている犬種です。
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