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子犬の成長期によくない ”危険な遊び方や運動の習慣”とは

犬とって大切な成長期に間違った遊び方や生活習慣をさせてしまうと、愛犬がケガをする危険があるそうです。

「子犬の成長期によくない危険な遊び方や運動の習慣」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。

「成長期」は犬の心と体の成長に大切な時期

子犬の成長期によくない! 危険な遊び方や運動の習慣とは いぬのきもち
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犬の成長期とは、生まれてから成長が止まるまでの期間のことをいいます。

犬にとって成長期は、心と体が成長するだけでなく、骨格や神経、免疫などのしくみが発達する大切な時期です。

犬の成長期は体の大きさによって差がある

犬は生後4〜5カ月頃までに成犬の体重の50%程度まで成長します。その後、小型犬と中型犬が生後6〜9カ月頃に体重が横ばいになるのに対して、大型犬と超大型犬では1才半頃にその時期を迎えるなど、体の大きさによって成長するスピードに差があります。

成長期に起こりやすいケガや病気がある

子犬の成長期によくない! 危険な遊び方や運動の習慣とは いぬのきもち
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犬の成長期には、
  • 骨折・脱臼

  • 誤飲・誤食

  • ケンネルコフ

  • 胃腸炎

などの思わぬ事故によるケガや感染症などによる病気をすることがあります。

また、遺伝や体質的な素因によって以下のような病気を発症することもあります。
  • 股関節形成不全

  • 膝蓋骨脱臼

  • 水頭症

  • 門脈シャントなど

これらの病気を早期に発見するためにも、成長期の犬の様子が少しでも気になる場合は、早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。

成長期の犬によくない危険な遊び方や運動の習慣

子犬の成長期によくない! 危険な遊び方や運動の習慣とは いぬのきもち
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犬の骨格が作られていく大事な成長期では、ケガを防止するためにも体に過度な負担をかけないように注意する必要があります。

例えば、以下のような遊ばせ方はケガの原因となる可能性があるので成長期の犬にとってよくない習慣です。
  • 激しい運動や長時間の運動をさせる

  • 高い場所からジャンプをさせる

  • 滑りやすいフローリングで遊ばせる

など。

他にも、子犬が精神的に落ち着いて成長できるように、急に大きなものを見せたり大きな音を出すなどの怖い体験や驚かせるようなことをしないように配慮してあげてください。

子犬の成長期は心と体が成長する大切な時期です。 成長に影響を与えるような危険な遊び方が習慣にならないように注意したいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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