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秋の果物・野菜 愛犬が食べてよいモノ悪いモノリスト

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秋は「食欲の秋」ともいわれますが、犬に与えてもOKなものとNGなものを知っておくことはとても重要です。

「愛犬に与えることのできる秋の果物や野菜とNGなものについて」、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。

愛犬に与えることができる秋の果物や野菜

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まず最初に、愛犬に与えることができる秋の食材についてみていきましょう。

さつまいも

さつまいもは炭水化物、食物繊維、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンE、カリウムなどを含む栄養豊富な食材です。

1日に与えてもよい量の目安は15g程度で、茹でたり蒸して柔らかくして皮を取り除き、喉に詰まらない程度の大きさにカットして与えてください。カロリーが高く糖質も多いため与え過ぎは体によくありません。

柿はビタミンC、β-カロテン、食物繊維、ポリフェノール、果糖を含んでいます。また、柿の80%〜83%は水分でできているため、水分と栄養の補給に役立ちます。

1日に与えてもよい量の目安は犬の体の大きさによって異なりますが、一般的に人間が食べるときに薄く切って与える程度が適量といえるでしょう。皮や種を取り除き、薄くスライスするか細かくカットして少量だけ与えてください。

りんご

りんごはペクチン、ポリフェノール、ビタミン、カリウムなど、犬の健康に役立つ栄養素がたくさん含まれています。
よく洗い種と芯を取り除いて皮ごと小さく刻んで与えましょう。
また、1日に与えてもよい量の目安は小型犬(2〜5kg)は34g〜67g、中型犬(6〜15g)は77g〜153g、大型犬(20〜50kg)は189g〜376g程度とされています。

梨はカリウム、食物繊維、アスパラギン酸などを含んでいます。

1日に与えてもよい量の目安は20g程度で、必ず収穫時期を迎えた梨を使い、皮と種、芯の部分を取り除き少量を与えましょう。

愛犬に与えてはいけない秋の果物や野菜

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では次に与えてはいけない秋の食材についてみていきます。

ぶどう

ぶどうは犬が食べると、腎不全や下痢などを引き起こすおそれがあるため与えてはいけません。干しぶどうもNGです。

いちじく

いちじくは皮や葉、果肉に犬に中毒性のある成分を含んでいます。犬が食べると口内の炎症や嘔吐を引き起こす原因となるので与えるのはNGです。

銀杏(ぎんなん)

ぎんなんは糖質や食物繊維が多いため、腸内環境を乱す危険や生のまま食べると中毒症状を起こすおそれがあるため与えないでください。道に落ちているぎんなんも、犬が誤飲・誤食しないようしましょう。

愛犬に旬の果物や野菜を与える際の参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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