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下痢が続き、やせ細っていく愛犬。やっと判明した病名とは?

この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今回ご紹介するのは、リンパ球形質細胞性腸炎という病気にかかったジェシカちゃんとそのご家族である田中さんご一家。リンパ球形質細胞性腸炎は、慢性的な下痢や体重減少を引き起こす病気。長く原因不明の下痢が続き、最近ようやく病名が判明しました。

1回目の記事|原因不明の激しい下痢が、1日何度も続く。元警察犬を襲った難病の正体とは?

下痢をするとトイレの処理がひと仕事

ジェシカちゃんの下痢が始まると、その回数は1日に3回、ひどいときは5~6回になることもありました。また、1日ではおさまらず、週のうち2~3日は下痢が続くなど頻度も増していきました。

「下痢をするたびに受診するので、2017年は毎週動物病院へ行き、血液検査をし、薬をもらう日々でした」と由江さんは振り返ります。

下痢をするとトイレの処理もひと仕事です。大型犬なだけに便の量も多く、トイレへ行くのが間に合わずにハウスの中や床にそそうをしてしまうこともありました。こうした経験から、トイレスペースにケージを利用したり、ハウス内に古新聞紙を敷くなどして急な下痢にも備えるようにしました。

どんどんやせていくジェシカちゃん

下痢が続くということは、食べたものを充分に吸収できないことを意味します。ジェシカちゃんの体重はどんどん減っていきました。迎え入れた頃のジェシカちゃんの体重は36㎏。獣医さんに「太りぎみ」と言われるほどだった体重は、2017年1月には27㎏までに減り、さらに3月には25㎏を切るように。体重が以前の4分の1以上も減ってしまうというのは、かなりの減少量です。

食事をいろいろ変えてみたけれど……

漢方薬、消化吸収によいとされるさまざまなメーカーの療法食、手作り食なども試してみましたが、事態は好転せず、下痢をしては投薬をすることの繰り返しでした。当時の様子を振り返って由江さんは語ります。

「ジェシカも元気がなく、つらそうだし、体もやせていくし……もう生きられないのではないかと思ったほどです。このころがいちばんつらかったですね」

2回目の内視鏡検査でようやく病名が判明

こうして原因がはっきりとわからないまま下痢が慢性的に繰り返されるなか、ジェシカちゃんは脾臓捻転になります。そして、このときの内視鏡検査で、ようやく下痢の原因が「リンパ球形質細胞性腸炎」と判明しました。

「じつは、前年にも、リンパ腫の検査のために内視鏡検査をしたのですが、そのときは腸内に便が張りついていて、腸の様子をよく診ることができなかったんです。病名が判明して、ジェシカにするべきこともはっきりわかるようなったのはよかったと思います」と由江さんは語ります。

次回は、病名が判明してからのジェシカちゃんの様子と家族によるお世話について紹介します。

出典/「いぬのきもち」2019年9月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
文/犬神マツコ
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