犬と暮らす
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愛犬のケガの再発に不安を感じる飼い主、挑戦したトレッキングが転機に
生まれて初めての散歩へ
年が明けた1月、この時がエイトくんの生まれて初めての散歩でした。
ただ、この頃のNさんには、「またケガをするのでは……」と不安になり、思いきり走らせることをためらう瞬間もあったといいます。
再度のケガや、病気の予防のためにケアを行う
今まではじゅうたんを敷いていましたが、さらに滑りにくいマットを隅々まで敷き詰め、エイトくんが歩きやすいように。このマットは汚れても部分的にはずして、洗うことができます。
さらに、獣医師と相談して足腰の健康に役立つグルコサミンなどを含むフードを与えています。肥満になると関節に負担がかかるうえ、生活習慣病などにもなりやすくなるため、適切なカロリー摂取量も計算して、肥満予防も徹底。
これらのケアもあって、エイトくんは足の調子は順調に回復していきました。
初めてのトレッキングが自信になった
「初めてのトレッキングでしたが、エイトは元気に登りきりました。高低差のある岩場などは、足腰に負担をかけないよう、私がエイトを抱えて登りました」(Nさん)
いっしょに無事、山頂へたどり着けた――。
この日を境に、エイトくんの足はもう大丈夫だという確信と、もっといろいろなところへ出かけたいという気持ち強くしたのだと、Nさんは話してくれました。
「インプラントを入れたため、エイトは磁気を利用して臓器や血管の撮影を行うMRI検査を受けられません。この先、検査が必要になるような病気にさせないためにも、しっかり健康を管理して、愛犬を守っていきたいと思います」(Nさん)
出典/「いぬのきもち」2018年1月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
構成・文/林 真理子
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