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突然、首が硬直し四肢が動かなくなった愛犬 自宅療養での変化から車イスでのリハビリをスタート

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。
今回ご紹介するのは、6才になってから発症し、影響で下半身が麻痺してしまったココラくんと、そのご家族であるYさん。

ある朝突然、病気になり立てなくなってしまったココラくんの様子を紹介します。

ある日突然、悲鳴のような鳴き声が

チワワのココラくん(7才)。病気の影響で下半身麻痺になってしまいました。

「昨年の3月3日、朝11時ごろのことでした。
ココラが外を走るトラックの音に反応し、ハウスの中をぐるぐる走り回っていたときに、キャンッ!と悲鳴のような大きな声を上げたのです。
その直後から動きが緩慢になり、一歩一歩やっと足を動かしている感じで、ハウスの扉を開けても出ようとしませんでした」
と当時のココラくんの様子を振り返るYさん。

前日まで、ハウスの扉が開くのを今か今かと待ち構え、開けると飛び出してきて部屋中を走り回っていたココラくん。
明らかにいつもと違う様子に、すぐに主治医にかかり、鎮痛剤を飲ませました。

時間とともに症状は悪化。最悪のケースも告げられた

発症直後のココラくん。CT、MRI診断により、脊髄空洞症と軽度の腰椎ヘルニアが判明します。(写真提供/飼い主さん)

しかし、時間の経過とともに症状は悪化。
立ち上がれずに座りこみ、首を硬直させ、前足を突っ張ってつらそうな様子に。
CTとMRI画像から脊髄空洞症と軽度の腰椎ヘルニアが判明し、入院することになりました。

「椎間板ヘルニアに伴って起きる脊髄軟化症だった場合、命を助けるのは難しいと言われ、胸が締めつけられる思いでした」

脊髄軟化症の心配はなくなり、腰椎ヘルニアの手術も検討しました。
ただ、手術で首や前足の硬直がよくなる確信がもてないことから、主治医の紹介で神経の専門医を受診することに。

愛犬を見守りたいと自宅での療養を決意

飼い主であるYさんご夫妻に抱っこされるココラくん(右)と、同居犬のビビアンくん(18才/チワワ)。

このとき、Yさんにはある思いがありました。
専門医にかかる前、ココラくんを連れて自宅に立ち寄ったときのことです。

「自宅に帰ると、暗かったココラの表情に少し明るさが戻りました。
おやつをあげると、すごい勢いで食べ始めてびっくり。
やっぱり家がいいんだなぁと感じ、家で看護できるなら、そうしてあげたいと思ったのです」

ステロイド剤の増量で症状に変化が

自宅の敷地内で車イスに乗っているココラくん。車イスにのれば、自由に行き来ができます。

主治医と専門医に思いを伝えると、ココラくんは薬が飲めるからと自宅療養が許可されました。

こうして自宅療養を行うも、残念ながら症状は改善せず、わずかに残っていた後ろ足の反応もなくなり下半身が麻痺。
症状の悪化から脊髄炎を疑い、ステロイド剤を増量して様子を見ることに。
すると、その日の夜、突然前足を動かし、起き上がろうとしたのです。
病気発症から14日後のことでした。
ステロイド剤の服薬で、上半身を動かせるようになり、痛みもなくなったことから、ココラくんは車イスのリハビリを始めることになりました。


次回は、車イスに乗って自由に行き来できるようになったココラくんの様子についてご紹介します。


※各情報は2021年7月6日現在の情報です。


出典/「いぬのきもち」2021年9月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
取材・文/伊藤亜希子

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