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プーリーの特徴・性格・飼い方

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まるでモップのようなドレッドヘアがトレードマークの小型犬・プーリー。遊牧民族がハンガリーへ持ち込んだのがルーツといわれています。そんなプーリーの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

プーリーの特徴・魅力

まず目を引くのは、独特のドレッドヘアをした容姿。その姿から、運動が得意そうに見えないかもしれませんが、じつはとても活発な犬でもあります。また、牧羊犬として活躍する犬だけにとても賢く、飼い主さんに愛情深く接してくれるでしょう。

プーリーの歴史

プーリーは、ハンガリアン・ウォーター・ドッグ、あるいはハンガリアン・プーリーとも呼ばれます。その名前が示す通り、遊牧民族のマジャール人がハンガリーにやってきたときに連れていた牧羊犬が、プーリーの祖先といわれています。形態的特徴からチベタン・テリアを祖先に持つとも考えられています。戦争などで平和的安定が困難な時代には、絶滅寸前になりました。しかし、1912年にエミール・ライツィツ氏がプーリーの復活活動に着手し、1924年には純血種として公認されました。

プーリーの外見上の特徴

体高※:オス=39~45cm、メス=36~42cm。体長※は体高と同じ長さである。体重:オス=13~15kg、メス=10~13kg。子犬のころはくるりとカールしたウェーブ状の被毛をしています。成犬になると、被毛は長く伸び、立派なドレッドヘアに。上毛と下毛をもつダブルコートの中でも、独特の被毛です。
この厚みある被毛は、強烈な紫外線、雨風、土埃、寒暖の差から体を守るとされています。まるでモップのような重そうな被毛を全身にまとい、動けなさそうな印象を受けますが、牧羊犬として機能するための高い運動能力を備え、羊の背中に飛び乗って群れを誘導できるといわれています。被毛に隠れた四肢は、意外に長く、骨格もしっかりとしています。カラーはブラック、パール・ホワイトなどがあります。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
※体長:前胸の出っ張り部分から、お尻の出っ張り部分までの長さ。

プーリーの性格 

とても賢く、好奇心が旺盛で、遊び好きです。飼い主さんに忠実な性格のため、しつけもしやすいといわれています。自己判断で動くことの多い牧羊犬出身のため、自らの意思を曲げずに、頑固に行動することもあります。明るく、活発な性格を良い方向に伸ばすことを心がけましょう。

プーリーを飼うのに向いている人

プーリーはかなり活動的なので、散歩の時間がきちんと確保できることはもちろん、思いっきり走ることのできるドッグランなどに連れていける人が向くでしょう。また、被毛のお手入れは自宅でも必要になります。お手入れに時間と体力を惜しまない、細やかな作業が好きな方にオススメできます。

プーリーの飼い方

運動は朝夕1日2回。各30分程度実施します。この際に装着するカラー(首輪)やリードは特徴的な被毛にダメージを与えない、軟らかい素材のものを選びましょう。被毛を長く伸ばしている場合は、洋服を着せるなどして、汚れの付着を防ぎます。家の中では、軟らかいゴム等で被毛をまとめておくことで、汚れ防止になります。運動好きな犬のため、エネルギー消費が少ない生活は犬の欲求不満を招きます。ドッグランで思い切り走らせる、ボール投げをする等でエネルギーをしっかりと消費させましょう。運動後はよだれや、水飲みで口周りが濡れて汚れやすくなります。食後も合わせて、口周りはタオル等でマメに拭くことで清潔を心がけましょう。

プーリーのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

密集した被毛をもつ犬なので、温度・湿度管理の他に通気性も考慮する必要があります。風通しの良いところに、ベッドなどを設置することもオススメです。子犬の時は、特に好奇心旺盛なので、イタズラされて困るものや、口にすると危険なものは、犬の届かない場所に確実に保管しましょう。床がフローリング等の硬いものだと、床の汚れを掃除するように生活してしまいますので、じゅうたんなどを敷きましょう。毛が豊富なため、熱中症への配慮は重要になります。対策としては冷房機器が整備された飼育環境で、常に水が飲めるようにしておきましょう。

プーリーの食事

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

プーリーのお手入れ

定期的な専門家のケアに他に、専門的なデイリー・ケアーが必要になります。専門のブリーダー等に日頃のお手入れ方法を教えてもらい、毎日のケアに役立てましょう。特に、高温多湿な環境下で、健康を保つためには日頃の手入れが必須となります。 目・口・耳・足裏・肛門・陰部は毎日、拭き取りケアを実施しましょう。

プーリーが気をつけたい病気・寿命 

・密集した被毛が蒸れて起こりやすい「皮膚疾患」

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 2
初心者向き 1
友好的   3
お手入れのしやすさ 1
訓練のしやすさ 3

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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