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バセンジーの特徴・性格・飼い方

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シルクのような肌触りの被毛にスマートな容姿、そして吠えないことでよく知られるバセンジー。独立心があり、一部では「猫のよう」ともいわれる珍しい犬種のバセンジーについて、特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

バセンジーの特徴・魅力

「吠えない犬」として有名なバセンジー。オオカミと同様、繁殖期が年に一度ということも最古種として原始的な特性を今もなお残している証です。感情を表現するときの鳴き方が変わっていて、そのため米国での愛称は「クック笑いの犬」ともいわれます。前足と後ろ足を揃え全身をしなやかに使い走る「ダブル・サスペンション・ギャロップ」という全速力をする姿は非常に美しいです。古代犬らしいシンプルで筋肉質の美しい体をした柴犬サイズの熱帯産の犬種です。

バセンジーの歴史 

飼い犬としての歴史は古代エジプト王朝に遡るほど、古い犬種です。森の中で獲物を追跡する狩猟犬として活躍していました。現在のバセンジーは、1930年代にコンゴからやってきた犬が祖先といわれており、別名「コンゴ・ドッグ」と呼ばれています。鳴き声を立てずに獲物に近づいていたからかは不明ですが、吠えない犬として有名な犬種です。アメリカでも人気が高く、光沢のある被毛や引き締まった体、軽快な動きからドッグショウでも花形です。

バセンジーの外見上の特徴 

体高※:オス=43cm前後、メス=40cm前後。体重:オス=11kg前後、メス9.5kg前後。引き締まった体、長くてスピードの邪魔になるほど太くない四肢、よく動く尖った立耳、長い顔に愛くるしい瞳が印象的。しっぽは丸く体に巻きついています。短毛でシングルコート、毛色はピュアブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、ブラック&タン&ホワイトなどがあります。体の末端部分に白色が多いことから、動いている犬の動きが観察しやすく大変目立ちます。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

バセンジーの性格 

バセンジーは、独立心に富み、頑固な面と内気な面をあわせもっています。飼い主さんに従順で、心を許すと甘えん坊になる傾向があります。しかし、常に周りを警戒したり、何か刺激のあるものを見つけようとキョロキョロしたりする、落ち着きのない一面もあります。小さな動くものが好きなのは、狩猟犬としての本能で遺伝的背景が強いのかもしれません。

バセンジーを飼うのに向いている人 

動き回ったり、走ることが得意で大好きな犬種のため、日常的に多くの運動量が必要です。毎日、朝晩2回、1時間ずつ散歩させられる人に向きます。とても活動的なので、速足での散歩やドッグランでの自由運動をさせられるとさらにいいですね。反応性の非常に高い犬種のため、おっとりした人よりも、チャキチャキと犬の早い反応についていける人がむいているかも!?

バセンジーの飼い方 

バセンジーは、自分をもっているマイペースな犬なので、しつけが難しい部分もあるかもしれません。しかし子犬の時から根気強くしつけていけば、飼い主さんとの強い信頼関係が築けるでしょう。運動量が非常に多い犬種なので、できるだけ毎日、走らせる、モッテコイなどの運動をさせましょう。人間の身体能力では、バセンジーの遊びについていくのに限界がありますので、仲の良い他の犬と積極的に遊ばせるのもオススメです。寒がりなので、冬の散歩時には洋服を着せるなどの配慮を。特に寝床には厚めの毛布を敷くなどして、暖かい環境を提供しましょう。

バセンジーのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

飼育している環境の中で入ってほしくない場所には、頑丈な仕切りなどを設置して侵入を防ぎ事故を予防しましょう。また電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗っておくことが有効です。バセンジーの被毛は厚く、密生して生えないので、肘や関節部の床ずれやタコを予防するためにも、犬が休むような場所にはクッション性の高い敷物をセットしましょう。できれば自由に走り回れる庭などがあると、飼育する飼主も犬の管理が楽になります。発情が1年に1回なので、繁殖を考えている飼主さんは、メスの発情の兆候を見逃さないようにしましょう。

バセンジーの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

バセンジーのお手入れ・トリミング 

バセンジーの被毛は、シングルコートで短毛なので、良く絞ったタオルでふいて、獣ブラシでブラッシングするくらいで大丈夫でしょう。家庭で十分にケアできますが、爪切りや肛門腺のケアなどは定期的にプロにしてもらうことをオススメします。

<中見出し>
バセンジーが気をつけたい病気
<テキスト>
・遺伝性の腎臓の病気「ファンコーニ症候群」
・股関節の形が先天的に異常な形になっている「股関節形成不全」


飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 2
初心者向き 2
友好的   3
お手入れのしやすさ 5
訓練のしやすさ 2

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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