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桃やブルーベリーは犬にあげてもOK? NG? 知っておきたい夏の食べ物と与え方の注意点

「愛犬に夏の食べ物を与えたい」という飼い主さんもいらっしゃるかと思いますが、野菜や果物のなかには犬に与えない方がよい食材もあるので注意が必要です。

では、野菜や果物などの夏の食べ物を犬に与えるとき、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。

「夏の食べ物を犬に与えるときの注意点と犬に与えてはいけない食材」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬に与えても問題ない夏の食べ物

まず、犬に与えてもOKな夏の食べ物についてみていきましょう。
犬にあげてもOK? NG? 知っておきたい夏の食べ物と与え方の注意点 いぬのきもち
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きゅうり

きゅうりは成分の大半が水分ですが、カリウムやビタミンK、βカロテンを含んでいて、犬に与えることができる低カロリーの野菜です。

犬に与える際は生のまま与えることができます。皮を剥き、薄切りやみじん切りにしてから与えましょう。

ウリ科の野菜や果物にアレルギーのある犬には与えないでください。ブタクサやにんじんにアレルギのある犬は交差反応を起こすことがあるので注意が必要です。

枝豆

枝豆はタンパク質や食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富な犬に与えることができる野菜類です。

犬に枝豆を与える際は、加熱をして「さや」から出して与えましょう。豆を刻むかペースト状にすると栄養が吸収しやすくなります。ただし、大豆アレルギーのある犬には与えてはいけません。

与えてもよいが与えすぎると心配な食べ物

桃やブルーベリーは与えてもよいですが、与え方や量などに注意が必要です

桃はカテキン、ビタミンC、カリウム、ビタミンEなどさまざまな栄養素を含んでいて、犬に与えることができる果物です。

ただし、桃はアレルギー食品の一種であるため、バラ科の植物の果物にアレルギーがある犬には与えないようにしましょう。また、桃の種には「アミグダリン」という有毒な成分を含むため、種は必ず取り除いてください。

皮を剥き、種を取り除き、愛犬が喉に詰まらせないよう、実の部分だけを小さくカットしてから与えるようにしましょう。

ブルーベリー

ブルーベリーはポリフェノール、ビタミンE、食物繊維などの栄養素を含んでいて、犬に与えることができる果物です。皮ごと与えても大丈夫ですが、与えすぎると便秘や肥満、糖尿病の原因になるので与え過ぎには注意が必要です。

犬に与えてはいけない夏の食べ物

犬にあげてもOK? NG? 知っておきたい夏の食べ物と与え方の注意点 いぬのきもち
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次に、犬に与えてはいけない夏の食べ物です。

ぶどう

ぶどうは夏から秋にかけて多く収穫される果物ですが、犬がぶどうを食べると急性腎不全(ぶどう中毒)を引き起こす原因となるので犬には与えないでください。
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なす

なすは食物繊維が多くアクが強い野菜です。アクはカルシウムと結合すると尿石症などのリスクが高くなるため、犬には与えない方がよいでしょう。

犬に野菜や果物を与える際の注意点

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夏の食べ物に限らず、どの食材も愛犬に与える前に与えることができるか、与える場合はどのようにどれくらいを与えても大丈夫なのかを確認してから食べさせるようにしましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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