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自分でおもちゃを選んで飼い主のもとに運ぶ柴犬 行動からわかる心理は?|獣医師解説

ガサゴソとおもちゃを漁っている様子のはるくんですが、このあと胸キュンな行動を見せてくれたようです。
飼い主さんのもとにおもちゃをお届け!

はるくんの行動について、飼い主さんに話を聞いた!

はるくんの一連の行動について、飼い主さんは次のように話しています。
「はるは小さいころから、小さめのサイズのおもちゃが好きでした。1才になる前から『はるが好きなときに自由に遊べるように』と、入れ物におもちゃをまとめてしまうようにしたんです。
キツネやリスのぬいぐるみ、ロープのおもちゃなどいろいろ入れてあり、はるは最初のころは上にあるものを持ってきていました。次第に、指示したものを持ってこれるかどうか気になって、『キツネ持ってきて』などわかりやすいもので何度か教えていたんです。
すると、はるはおもちゃを選ぶような素振りを見せるようになりました。残念ながら指定されたおもちゃを持ってくることは覚えられなかったようですが、右前足で掘るようにしておもちゃを選んでいるときもありますね」

「私のそばにおもちゃをポンと置いて私の顔をじーっと見てくるはるの姿は、私がおもちゃを取るのか様子を見ているように思えるんです。
テレビの下におもちゃ入れがあるので、はるがおもちゃを選ぶ様子をよく目にすることができます。選ぶ姿を見るのも感動しますし、持ってくる姿にも感動して涙が出てしまいます」
今日はこれを選んだの pic.twitter.com/iyEVD8IDXb
— 黒柴はるママ (@51316Mika) February 15, 2024
【獣医師解説】自分でおもちゃを選んで飼い主さんのもとに運ぶ犬の心理

いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
「はるくんの様子を見ると、好きなおもちゃを持ってきている可能性もあれば、飼い主さんが特定のおもちゃを教えようとしたときに何らかの学習をしていて、それに基づいた行動をしているのかもしれません。
いずれにせよ、飼い主さんとおもちゃで遊ぶのを楽しみにしているのでしょうし、指示に従い褒めてもらえるのを嬉しく思っているのでしょう」
おもちゃに対してのこだわりが強い犬の傾向は?
「比較的好みがはっきりしているタイプのコは、おもちゃに対してのこだわりが強い傾向があるかもしれません。食感やサイズ、ニオイや遊びやすさなど、犬によってもそれぞれ好みがあるのでしょう」
写真提供・取材協力/@51316Mikaさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年3月時点の情報であり、現在と異なる場合があります
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