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洗濯物を干す飼い主さんを“監視”しがちなゴールデン子犬、行動から分かることは?|獣医師解説

1枚目の写真は、生後2カ月のセナくんが飼い主さんの家にやってきて4日目の朝に撮影したもの。飼い主さんが洗濯物を干しているとセナくんは窓際に座って、見上げるようにしてベランダを見つめていたそうです。
成長しても洗濯物干しの“監視員”は健在!

大型犬なので体は大きくなりましたが、現在も洗濯物干しの“監視員”としての役割は健在です。見上げるようにしてベランダを見る姿も、どこか面影がありますね!
そんなセナくんの姿を見て、飼い主さんは「姿かたちは大きくなったけれど、私には表情やしぐさは変わらなく同じに見えます」と話します。

洗濯物を干すときだけに限らず、飼い主さんが掃除や読書、書き物など、何か作業をしているとじっと見つめてくることがあるといいます。

「玄関のドアが開く音が聞こえると、セナは迎えに来てくれます。お水を飲みたいときには洗面台に前足を掛けて立ち、『お水出して』ってしぐさをするのも可愛いです。
お友達が家の前を通ったら匂いでわかるみたいで、ベランダから顔を出してのぞく姿もよく見られますね」
【獣医師解説】洗濯物を干す飼い主さんを見つめる犬の心理

犬のこの行動からは、どのようなことがわかるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
「セナくんは、飼い主さんの様子が気になるのでしょう。ゴールデン・レトリーバーが使役犬として活躍し、洞察力があることや、人に寄り添うことが得意な犬種であることも関わっているのかもしれません。人に従順なタイプの犬は、こういった傾向があるのかもしれませんね」
写真提供・取材協力/@mofusennaさん/X(旧Twitter)
取材・文・構成/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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