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鼓膜が破れて奥まで炎症が……。元気だった愛犬が動かなくなった時飼い主は

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今回ご紹介するのは、アレルギーによる炎症が悪化して、重度の外耳炎を患った柴の竜くんと飼い主の佐藤さん夫妻。

現在は、病気の症状も落ち着いて穏やかに過ごしている竜くんですが、ここ数年はアレルギーとそれに伴う耳の炎症に悩まされてきました。床に伏せる竜くんをやさしくなでながら、佐藤さん夫妻が、竜くんとの出会いから今までの闘病生活について振り返ってくれました。

迎え入れてすぐに同居犬とも仲良しになった、温厚な竜くん

2006年1月に、佐藤家の一員になった竜くん

出会いは、今から14年前。生後5カ月のころに、竜くんは佐藤家に迎え入れられました。知人のブリーダーから「このコを引き取らない?」と言われたとき、最初は迷ったといいます。

「当時は、同じ柴のまゆちゃん(当時2才)を飼い始めたばかりだったので、最初は躊躇しました。ただいっしょに暮らしてみると、気難しい性格のまゆちゃんがすぐに心を開いてくれたので迎え入れることにしました」と夫の正之さん。そうして、佐藤さん一家と2頭との生活が始まりました。

元気だった5才のときに、異変が……。アレルギー症状が悪化

竜くんの体に異変が出始めたのは、2011年ごろ、5才のときでした。「最近、やたらとおとなしい」と、元気がない竜くんを不審に思い、いつも通っていた動物病院に連れていったところ、アレルギーで皮膚炎を発症していることがわかったのです。

「調べてみると、穀物などの食物アレルギーのほかにも雑草や昆虫など、竜くんがもっているアレルギーは、身近なもので多岐にわたることがわかりました」と正之さん。

当時、皮膚の炎症によるかゆみで、足をなめましたり、皮膚をかきむしることも多かったよう

このとき、アレルギーの原因となる物質を徐々に体に取り入れて「慣れされる」ことにより症状を落ち着かせる、「減感作療法」で治療しましたが、残念ながら成果は得られませんでした。アレルギー性皮膚炎によるしつこいかゆみで皮膚をかき、とくに足首は黒ずみや脱毛もひどくなっていきました……。

気づかないうちに炎症が進行。耳の中が腫れあがる

当時、耳の炎症は内耳にまで影響を及ぼしていました

さらに、その後、竜くんがベッドからほとんど動かなくなる日が続きました。痛みからか耳を倒している日が続いたので、あらためて通っている動物病院で耳を検査したところ、耳の中で炎症が起きていることが判明。

しかも状態は悪く、炎症は慢性化しており外耳道や鼓膜の奥の中耳の組織はひどいダメージを負っていました。「皮膚がかゆいのはわかっていましたが、耳の奥まで悪くなっているとは気づきませんでした。元気がなかったのは、炎症の痛みで動けなかったんでしょうね……」と佐藤さん夫妻。

次回は、耳の炎症で苦しむ竜くんのために日々試行錯誤しておこなった、飼い主さんのお世話の工夫をご紹介します。

※各情報は2020年5月8日現在の情報です。

出典/「いぬのきもち」2020年7月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/佐藤正之
文/ichi

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