犬と暮らす
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鼓膜が破れて奥まで炎症が……。元気だった愛犬が動かなくなった時飼い主は
現在は、病気の症状も落ち着いて穏やかに過ごしている竜くんですが、ここ数年はアレルギーとそれに伴う耳の炎症に悩まされてきました。床に伏せる竜くんをやさしくなでながら、佐藤さん夫妻が、竜くんとの出会いから今までの闘病生活について振り返ってくれました。
迎え入れてすぐに同居犬とも仲良しになった、温厚な竜くん
「当時は、同じ柴のまゆちゃん(当時2才)を飼い始めたばかりだったので、最初は躊躇しました。ただいっしょに暮らしてみると、気難しい性格のまゆちゃんがすぐに心を開いてくれたので迎え入れることにしました」と夫の正之さん。そうして、佐藤さん一家と2頭との生活が始まりました。
元気だった5才のときに、異変が……。アレルギー症状が悪化
「調べてみると、穀物などの食物アレルギーのほかにも雑草や昆虫など、竜くんがもっているアレルギーは、身近なもので多岐にわたることがわかりました」と正之さん。
気づかないうちに炎症が進行。耳の中が腫れあがる
しかも状態は悪く、炎症は慢性化しており外耳道や鼓膜の奥の中耳の組織はひどいダメージを負っていました。「皮膚がかゆいのはわかっていましたが、耳の奥まで悪くなっているとは気づきませんでした。元気がなかったのは、炎症の痛みで動けなかったんでしょうね……」と佐藤さん夫妻。
次回は、耳の炎症で苦しむ竜くんのために日々試行錯誤しておこなった、飼い主さんのお世話の工夫をご紹介します。
※各情報は2020年5月8日現在の情報です。
出典/「いぬのきもち」2020年7月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/佐藤正之
文/ichi
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