小型犬
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狆の特徴・性格 最新価格と飼い方|いぬのきもち 犬図鑑

狆
- 英語名
- Chin
- 原産国
- 日本
- サイズ
- 小型犬
- グループ
- 愛玩犬

福山 貴昭(博士)
愛玩動物看護師
ドッググルーミングスペシャリスト
SFSPCA ヒアリングドッグトレーナー
●書籍:『トリマーのためのベーシック・テクニック』緑書房/『明るい老犬生活―今日からできる頑張りすぎない12のこと』文一総合出版
狆の性格と特徴・飼いやすさ
狆の飼いやすさ 各項目の数値が大きいほど飼いやすい傾向
狆の性格
狆の大きさ
オス 体高:25cm前後/体重:3kg前後
メス 体高:オスよりやや低い/体重:3kg前後
※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
※体長:前胸の出っ張り部分から、お尻の出っ張り部分までの長さ。
狆の毛色の種類
狆の心配な病気
・後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を痛がる、歩くときに足を引きずるなどの症状があらわれる「レッグぺルテス病」
・ひざの皿の骨が正常な位置からはずれてしまう「膝蓋骨脱臼」
狆の価格相場(2024年)
価格 | 27万円~ |
※ペットショップ・ブリーダーのウェブサイトを編集部で調査(2024年5月)。
狆の飼い方
ポイント(1)高齢者の飼育にも向いている
健全性は低い犬種ですので、医療費や通院時間の確保ができることも飼い主の条件となります。
ポイント(2)熱中症対策は万全に
運動は朝夕に外気浴も兼ねて可能なら15分程度の散歩を。小型犬ですし、基本は家の中の遊びで充分です。
狆は暑さ、寒さ、温度変化に弱い犬種です。夏場は涼しい時間帯に散歩をする、地面からの照り返しに注意するなどの熱中症対策を万全に。また、冬は体温を奪われないように暖房を活用する必要があります。
鼻ペチャな顔のため目をぶつけるなどのトラブルが多いです。涙の量を観察するなど、目の観察は毎日行いましょう。
ポイント(3)滑り止め対策をしっかり実施
足先の被毛を伸ばす慣習から足を滑らせやすいです。とくに骨格形成もガッシリしていませんので、滑る床にはじゅうたんを敷くなど、滑り止め対策をしっかりと実施します。ソファや階段などからの転倒にも注意しましょう。
ポイント(4)年齢と目的に応じたフードを与えて
犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「小型犬用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
手作りフードは与えているものを飼い主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。
ポイント(5)ブラッシングは丁寧に
ゴミなどもまめに取り除き、ピンブラシとコームを使って毎日ブラッシングするのが理想です。また、顔の形態から、目や鼻のトラブルになりやすいので、毎日、顔まわりを拭いて清潔に保つことも大切です。
狆に似た犬の種類
狆のかわいい画像
狆の歴史や背景
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