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ボーダー・コリーの特徴・性格・飼い方

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全犬種でもトップクラスの頭のよさと運動能力の高さをを誇るボーダー・コリー。実用犬として現役で活躍している犬種でもあります。そんなボーダー・コリーの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

ボーダー・コリーの特徴・魅力 

優雅さと俊敏さ、それに並外れたスタミナを備えている犬種です。頭を高く保持せずに、力まず最低限の力で前進する姿は野生動物に見られる機能美を感じさせます。また判断力と集中力の高さで、非常に効率よく羊を追う姿は知性的でもあります。アジリティーやフリスビーなどのドッグスポーツでも、その機能性あふれる姿を楽しむことができます。首回りや、身体の末端部分の白色の毛は、優れた動きの美しさをさらに際立たせます。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ボーダー・コリーの歴史 

8世紀後半から11世紀にかけて、バイキングがスカンジナビア半島からイギリスへ連れて行ったトナカイ用の牧畜犬が、ボーダー・コリーの起源になったと考えられています。その後、イギリス在来犬種と交配を重ねる中で、牧羊犬としてイギリスの羊毛生産を支える重要な役割を果たすようになりました。一部はオーストラリアやニュージーランドに連れられ、イギリスと同じく牧羊犬に用いられています。近年、日本でもドッグ・ショウ、ドッグ・スポーツの盛り上がりと共に人気が高まり、人気犬種として定着しています。有名犬種でありながら純粋犬種と認められたのは遅く、アメリカでの歴史は20数年です。原産地が国境(ボーダー)地域であることから、ボーダー・コリーと呼ばれています。

ボーダー・コリーの外見上の特徴

体高53cm前後。体重14~22kg。体高※よりも体長※のほうがやや長く、均整のとれたスタイリッシュな体型をしています。近年まで機能性を最優先で交配されていたことから、外見の統一性は低く、様々な外見を1犬種の中で見ることができます。被毛は長毛から短毛まで許容され、耳は耳先まで立つ直立タイプや、途中で折れる半直立タイプがいます。目の色は通常はブラウン、しかし毛色によっては両目や片目、目の一部がブルーになることもある。毛色はトライカラー、ブラック&ホワイト、黒、ブルーマールなどさまざまな色が認められていますが、首周り、体の内側部分と末端部分が白くなります。この白が他の色に対して優勢になることは好ましくないとされています。非常に柔軟性の高い体を持っていますので、フリスビーのキャッチなどで、空中で大きく体をねじる美しい姿を見ることができます。
※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
※体長:前胸の出っ張り部分から、お尻の出っ張り部分までの長さ。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ボーダー・コリーの性格 

人に対しては基本的に従順ですが、自転車に乗った人や走り回る子どもなど動くものに対して衝動的に反応して追う行動を示す犬がいます。また警戒心や反応の高さから、来客者などに動き回りながら吠えてしまう犬もいますので注意しましょう。動くものをよく観察したがりますので、問題がなければ色々観察できる環境を設定しましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ボーダー・コリーを飼うのに向いている人

運動能力と反応性の高さを上手にコントロールできる人が飼うのに向いています。飼主に対しては一途ともいえるくらい忠実ですので、自分を特別視してくれることを犬に求める人にも向いているかもしれません。この犬種の運動能力と学習能力を活かせるように、いっしょにアジリティーやフリスビー、スイミングなどドッグスポーツを楽しめる飼い主さんにおすすめです。

ボーダー・コリーの飼い方 

運動能力、学習能力、集中力、反応性がとても高いので、良い方に伸ばせば非常に従順な犬となります。しかし、悪い方にこの能力が発揮されると犬も人も幸せに暮らせなくなりますのでしつけは子犬の時から高い意識をもって取り組む必要があります。特に子どもや小動物、走るバイクなどは子犬の時から慣らせる必要があります。運動は1日2回。1回1時間程度で、早足でのウォーキングの他に、ドッグランやロングリードなどを活用して自由に走り回れる運動を取り入れます。ボール投げ、ロープの引っ張り合いなどもオススメです。他の犬と遊ぶことは非常に必要な事です。仲の良い犬友達と思い切り遊ぶ機会を設けましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ボーダー・コリーのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

中型犬のボーダー・コリーは、案外高いところにも足や口が届きます。イタズラされたくないものは引き出しや箱にしまうなどの対策も必要です。また、犬が静かに落ち着けたり、眠ることができたりする自分だけの場所として、クレートや大きめのベッドを用意しておくといいでしょう。豊かな被毛に覆われているので、寒さには強くても、夏の暑さは苦手な傾向があります。夏場の室内は、犬がハアハアしない程度の低い温度設定をし、湿度にも気をつけて涼しく過ごさせるようにしましょう。

ボーダー・コリーの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ボーダー・コリーのお手入れ

被毛にはスムース(短く真直な毛質)とラフ(長く粗い毛質)の2種類があり、スムースタイプは全体的に短く、ラフタイプはでわずかにウェーブがかかっています。いずれの場合も、ブラッシングは欠かさず行うようにしましょう。シャンプーは換毛期などの毛の抜ける時期に回数多く洗うことで、日常生活中の抜け毛を予防することができます。シャンプー後にはしっかりと乾かすことが大切です。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ボーダー・コリーが気をつけたい病気・寿命 

・股関節の形が先天的に異常な形になっている「股関節形成不全」
・軽い視力障害や眼内出血、網膜はく離により失明する場合もある遺伝性の眼の異常「コリーアイ異常」
・運動障害、知的障害、視力障害などの症状が起きる遺伝性の病気「セロイドリポフスチン症(CL症)」
・前足にある肘関節がうまく連結しないことが原因で骨や軟骨に炎症を起こす「肘関節異形性」
・シルバーグレー・チャコールグレー・グレー・ライトグレー・シルバーなどの特定の毛色のコリーに発生する遺伝性の血液の病気。発熱、結膜炎、食欲の減退、関節痛、呼吸不全、下痢などが見られるようになる。「グレーコリー症候群」

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 1
初心者向き 2
友好的   3
お手入れのしやすさ 3
訓練のしやすさ 5

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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