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ノーフォーク・テリアの特徴・性格・飼い方

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小柄な体で元気に走り回る姿がかわいらしいノーフォーク・テリア。やんちゃでパワフル、小さないたずらっ子のような好奇心にあふれた瞳が魅力です。そんなノーフォーク・テリアの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

ノーフォーク・テリアの特徴・魅力 

ノーフォーク・テリアは一般的に家庭犬として飼われていますが、イギリスでは現在でも愛玩犬の他に狩猟犬としても活躍しています。かつては農作物や家畜に被害をもたらすノネズミやアナグマ、キツネなどなどの害獣を駆除する役割を担っていたため、狙った獲物をとことん追いかける粘り強さとスタミナをもち合わせています。好奇心旺盛で行動力もありますが、気に入った遊びを何度もやりたがったり、反対にすぐ飽きたりといったマイペースな性格もこの犬種ならでは。気長につき合いながら、愛犬のキャラクターを少しずつ理解していくのがノーフォーク・テリアと暮らす醍醐味といえるでしょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ノーフォーク・テリアの歴史 

ノーフォーク・テリアは、調教師であるフランク・ジョーンズが作業テリアを基にして、今から85年ほど前、イングランド東部のノーフォーク州ノーリッチ市において「小型で丈夫、猟に適している」犬種として作出しました。小型のアイリッシュ・テリアやボーダー・テリアなどを祖先とすると考えられています。当初はノーリッチ・テリアと同じ犬種とされていましたが、第二次世界大戦後、1964年に垂れ耳タイプの犬が現在の「ノーフォーク・テリア」として認定されました。

ノーフォーク・テリアの外見上の特徴 

体高※25~26cm。体重5~6kg。テリアの中でも最もコンパクトな部類に入ります。体高は低く、子犬のころから体つきはがっしりとしています。被毛は針金状の直毛で覆われており、硬い手触りが特徴的です。首から肩ににかけてはより長く豊富なひだ状になっていて、わずかな口ひげと眉、豊富な頬毛を除いて頭頂と耳の毛は短くなっています。尾は人為的に切除する断尾をしなければ長く、背中の上に巻き上がります。毛色はレッド、ウィートン(小麦色)、ブラック&タン、グリズル(黒に灰色やレッドが混じった色)が認められています。ノーフォーク・テリアとノーリッチ・テリアの外見上の違いを生む耳は、ノーフォークでも立ってしまう事があります。子犬の時期に、立ち上がらないようにテープやノリを使用して、垂れ耳をキープする方法で特徴を保つこともできます。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

ノーフォーク・テリアの性格 

獲物を見つけたら逃さないという狩猟犬としてのハンティング本能を備えるノーフォーク・テリア。鋭い感覚ときびきびした行動、好奇心と探求心に富み、気になるものがあればどんどん向かっていくという活動的で怖いもの知らずな一面もあります。飼い主さんに対しては意外にクール接し、知らない人には愛想良く接するなどテリアの女の子に良く見られる気質をもっていませんか?引張り合い、穴掘り、ボール投げなど遊ぶことが大好きな性格です。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ノーフォーク・テリアを飼うのに向いている人 

身体が小さいことから、初めてテリア種を飼われる方でもオススメできる犬種です。初めて犬を飼う人にとっても難しい犬種ではありません。しかし、見た目のかわいさから甘やかしてだけを重視して飼うと、後々しつけに手を焼いたり問題行動を起こすなど大変なことになりかねません。頑固でマイペースなテリア種の特性をきちんと理解したうえで、「素直にいうことを聞かない手ごわさが魅力」くらいの気持ちで、いい意味で愛犬に振り回されることを良しとしている方に向いています。

ノーフォーク・テリアの飼い方 

ノーフォーク・テリアは狩猟本能や探求心に富み、スタミナも旺盛。これらの気質と行動ニーズをきちんと理解して飼わないと、欲求不満により反応が強くなって問題が生じてしまうこともあります。テリア犬種にありがちな強情な性格の犬も多く、なかには扱いが難しいタイプも見受けられます。しつけは、無理にいうことを聞かせようとしても難しいので、行動ニーズと作業欲求を散歩や遊びなどで満たしながら、飼い主さんが望ましいと思う行動に導きましょう。毎日の散歩は十分に行うとともに、定期的にドッグランや広い庭などで思う存分走らせて体力を発散させましょう。小さい体に丈夫で大き目な爪を持っていますので、アスフアルトなどの硬い地面での散歩などは、爪を削る効果が期待できますので、オススメです。

ノーフォーク・テリアのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

好奇心旺盛なので、入ってほしくない場所には、仕切りなどを設置して事故を予防しましょう。とくに留守番させるときは、必ずサークル等に入れて思わぬ事故を防ぐようにします。運動が不足するとパワーが有り余ってタタミやカーペットを掘ったり、ゴミ箱などを引っ掻き回したりといった問題行動が出ることも考えられます。フタ付きのゴミ箱にする、イタズラされたくないものは引き出しや箱にしまうなどの対策も必要です。また、噛んで命に関わる電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗っておくことが有効です。短足なわりに運動神経が良いので、ソファーの上から飛び降りたり、激しくは階段の上り下りをしますので、床は滑らないものを選択し、事故を予防しましょう。

ノーフォーク・テリアの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にあるため、主食には不向きです。フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているものの中から、ご自身の犬に合ったフードを選択します。犬はライフステージごとに必要とされる栄養の質と量が微妙に異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

ノーフォーク・テリアのお手入れ・トリミング 

ノーフォーク・テリアの被毛は、ひとつの毛根から一本の上毛と複数の下毛が密生して生えているダブルコート。厳しい自然環境から身を守るために、二重構造の被毛を持つようになったといわれています。週1~2回の定期的なブラッシングのほか、プラッキングという古い被毛を抜くお手入れが必要です。荒々しくごわごわした手触りのノーフォーク・テリアらしい被毛を維持したり、被毛の色を維持するためには定期的に実施します。全てのトリミングサロンで受けられるわけではありません。テリア種のプラッキングを得意とするトリミングサロンを調べておくとよいでしょう。

ノーフォーク・テリアが気をつけたい病気・寿命 

・足を引きずったり、ピョコッとあげて歩く「膝蓋骨脱臼」
・心筋が厚くなり、血液循環不全を起こす「肥大型心筋症」
・皮膚から分泌される脂分に異常が起こる「脂漏性皮膚炎」
・気の強さからほかの犬とケンカをしたり突進するなどの行動が招く「ケガや骨折」
・探求行動からのゴミあさりや拾い食いなどによる「誤飲誤食」

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 3
初心者向き 4
友好的   3
お手入れのしやすさ 3
訓練のしやすさ 3

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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