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ラフ・コリーの特徴・性格・飼い方

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『名犬ラッシー』で有名な犬種、ラフ・コリー。“名犬”と呼ばれるだけあり、見た目の良さと賢さ、運動能力の高さを兼ね備えた犬種です。しつけも楽なので、飼育しやすいことからも人気の犬、ラフ・コリーの特徴や性格、歴史や飼い方、気を付けたい病気について、ご紹介します。

ラフ・コリーの特徴・魅力 

ラフ・コリーは、長く美しい被毛、スマートな外見と、気品に満ち溢れた犬です。性格もやさしく、コンパニオンドッグとして高い人気を博しています。長毛種と短毛種の2タイプがあり、首回りや脚回りの飾り毛がなんともゴージャス。社交的な犬は、体が大きいですが小型犬ともうまくやっていけるでしょう。賢い犬なので、さまざまなことを覚えさせて一緒に楽しむことができる、家庭犬にぴったりの犬種といえます。

ラフ・コリーの歴史 

スコットランド北部の寒い地方原産で牧羊犬として活躍していました。世界最古の職業のひとつが羊飼いのため、この犬の先祖もかなり古くから生存していたと考えられています。19世紀後半にヴィクトリア女王に寵愛されたことで注目を浴び、牧羊犬としてだけでなく貴族や富裕階級の愛玩犬として人気が高まりました。その後、さらに米国で映画やTVドラマの『名犬ラッシー』が大ヒットしたことによって、この犬種が広く知られるよう。日本でもこのTV番組によりコリーブームが起きました。

ラフ・コリーの外見上の特徴 

体高※56~61cm。体重22~30kg。ドッグショーで優秀な成績を納めるくらい気品に溢れる姿が魅力です。豊かで光沢のあるまっすぐな被毛、スマートな体型はとてもエレガントです。非常に細長い印象を与える顔はマズルが長く、アーモンド形をしたやや小ぶりな目と半分立ち上がり、先だけが少し折れ曲がった耳が、さらに長く感じさせることに一躍買っています。汚れやすい顔まわり、足先などの被毛は短く、その他は豊富な被毛で覆われています。毛色は、セーブル&ホワイト、トライカラー、ブルーマール。トライカラーはブラックが主で、脚と頭部に濃いタンの斑が入ります。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

ラフ・コリーの性格 

ラフ・コリーは穏やかな性格で、比較的誰にでもやさしく接してくれます。非常に賢く物覚えも速いので、しつけにも苦労しないでしょう。しかし、牧羊犬の名残から、防衛本能がやや強く出る犬もいます。その様な犬は吠えや攻撃を出さないようにしつけしましょう。ただ、賢いだけに甘やかすと飼い主さんの言うことを聞かない大型犬になってしまいますので幼犬期から、しっかりとしつけを行いましょう。

ラフ・コリーを飼うのに向いている人 

作業犬として活躍してきたため、運動量は多めです。毎日1時間ほど散歩させられる人に向くでしょう。自由に動き回れる庭などのスペースが確保できれば最高です。大型犬なので、食費、医療費、老犬介護費などの金銭的負担がクリアできることも条件として考慮する必要があるでしょう。毛量の多さから暑さに弱く、エアコンなどで温度管理ができる環境が作れることも飼う絶対条件に。大型犬ですので、力が強い犬のコントロールやトレーニングもできる、ある程度飼育経験がある人向けといえるでしょう。

ラフ・コリーの飼い方 

ラフ・コリーは、その昔、牧羊犬として活躍していたので、必要な運動量は多めです。毎日1時間程度の散歩はしてあげましょう。ときどきドッグランなどの広い場所に連れていき、思い切り運動させてあげられるといいですね。人とともに暮らしてきたので、人と接するのが大好きな犬種です。コミュニケーションを密にとることで、喜びと信頼感を与えましょう。とても賢い犬なので、しつけは覚えやすく難しくはないですが、できるだけ早い段階からスタートすると、より素晴らしいパートナードッグになるでしょう。

ラフ・コリーのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

室内で自由に動けるようにして、入ってもらいたくない場所には、仕切りなどを設置して事故の予防をしましょう。また、犬が静かに落ち着けたり、眠ることができたりする自分だけの場所として、クレートや大きめのベッドを用意しておくといいでしょう。運動量が多いので、犬が自由に走れる庭があると理想的です。庭がなければ、定期的にドッグランなどへ行き、思い切り自由に走らせる習慣をもつとよいでしょう。また、被毛が長く豊かなぶん暑さに弱いので、室内の温度・湿度は犬が快適に過ごせるように設定し、熱中症などにならないよう十分に気をつけましょう。

ラフ・コリーの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

ラフ・コリーのお手入れ 

ラフ・コリーの被毛は、豊富な下毛とでまっすぐなオーバーコートが特徴です。飾り毛も多いので、日々のブラッシングが必須。とくに換毛期はより入念に行いましょう。春夏のシーズンはご家庭でのケアの他に、ペットサロンでシャンプーをしてもらう回数を増やし、不必要な被毛の除去を徹底しましょう。

ラフ・コリーが気をつけたい病気

・股関節の形が先天的に異常な形になっている「股関節形成不全」
・軽い視力障害や眼内出血、網膜はく離により失明する場合もある遺伝性の眼の異常「コリー眼異常」
・まつ毛の発育異常

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 1
初心者向き 3
友好的   5
お手入れのしやすさ 1
訓練のしやすさ 4

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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