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スコティッシュ・テリアの特徴・性格・飼い方

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太いまゆ毛と長い髭がチャームポイントのスコティッシュ・テリア。アナグマをつかまえる狩猟犬として活躍していました。短い足でちょこちょこと歩く姿がかわいらしい反面、頑固な性格ともいわれています。そんなスコティッシュ・テリアの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

スコティッシュ・テリアの特徴・魅力

狩猟犬として活躍していたスコティッシュ・テリアは、短足ですが俊敏で活動的。動くことが好きなので、たっぷり運動させてストレスをためさせないようにしましょう。飼い主さんには従順な反面、頑固な部分もあるため、根気よくしつけをする必要があります。

スコティッシュ・テリアの歴史 

スコティッシュ・テリア誕生の歴史にはさまざまな説がありますが、スコットランド土着の犬がルーツと考えられています。スコットランドには、同国を原産とする「ケアーン・テリア」、「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」、「スカイ・テリア」、「ダンディ・ディモント・テリア」と多くのテリア犬種がいました。これらのテリア犬種と分けて別の犬種として「スコティッシュ・テリア」と名づけられたのは19世紀末ごろといわれています。同時期、スコティッシュ・テリアの愛好団体が相次いで設立され、1880年代にイギリス、1885年にアメリカの動物愛護団体で公認されました。第二次世界大戦後には、アメリカのルーズベルト大統領の愛犬として一躍有名に。その後もブッシュ大統領に飼われたことで再び脚光を浴びました。

スコティッシュ・テリアの外見上の特徴 

体高※:25.4~28cm。体重:8.6~10.4kg。太く立派なまゆ毛と口周りからたっぷりと生えたひげが特徴的。子犬のころは短いですが、成長とともに立派になっていきます。生後7週目ごろに立ち耳に。狭いアナグマの掘ったトンネルの中でも、素早く移動できるように足が短いのも特徴です。元猟犬らしく体はがっちり。首や背中、腰などは筋肉質で、後ろ足の太ももには厚みがあります。口も大きく筋肉が良く発達し、捉えた獲物は逃しません。毛質は荒く硬い上毛と、短くて柔らかい下毛をもつダブルコート。毛色はブラック、ウィートン(小麦色)、ブリンドルなどがあります。胸下やお腹、おしり回りなどは、スカートと呼ばれる長い被毛が特徴的です。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

スコティッシュ・テリアの性格 

元猟犬のため、勇敢で独立心が強く、気難しいといわれることがあります。見知らぬ犬には怒ったりすることもあるため、けんかっ早いといわれることも。そうした性格のため、しつけには根気がいりますが、きちんとしつけられれば飼い主さんには忠誠心を示してくれます。興奮しやすい犬は、子犬の頃から興奮をさせない訓練を!

スコティッシュ・テリアを飼うのに向いている人 

スコティッシュ・テリアは走ることや、運動が大好きな犬種。朝夕20分程度の散歩を、毎日できる人に向きます。また、幼犬期からきちんとしつけをしないと、よその犬や人とトラブルになりかねないので、根気よくしつけを行えることも大切です。また、口周りや足など汚れやすい部分の被毛を長く残すカットスタイルのため、まめにお手入れできることも飼主の条件となります。

スコティッシュ・テリアの飼い方 

スコティッシュ・テリアは、飼い主さんと信頼関係が築ければ、忠誠心をきちんと示してくれます。ただし、独立心が強く、べたべたすることをそれほど好まないため、適度な距離感を持つことも必要な時があります。猟犬だったため、引っ張りっこなどの遊びが好きです。外で運動させるほか、そうした遊びで欲求を満たしてあげるのもよいでしょう。知らない人や犬には怒ったり吠えたりすることがあるので、初対面の人や犬と触れ合わせるときにはトラブルが起きないよう注意を。そのためにも、指示しつけでコントロールできるようになることが理想です。

スコティッシュ・テリアのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

スコティッシュ・テリアは活発ですが、室内では比較的穏やかに過ごせるといわれています。子犬の時期は電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗ったり、噛めないよう保護しましょう。好奇心旺盛なので、入ってほしくない場所には、仕切りなどを設置して事故を予防して。とくに留守番させるときは、必ずサークル等に入れて思わぬ事故を防ぐようにしましょう。部屋の温度が高いと、口を開けて早い呼吸をします。そうすると長い髭がよだれだらけになりますので、注意が必要です。冬の寒さよりも、夏の熱さ対策をしっかりとりましょう。

スコティッシュ・テリアの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「皮膚の弱い犬用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

スコティッシュ・テリアのお手入れ・トリミング 

被毛が硬めで多いので、少なくとも週3回のブラッシングと、定期的なトリミングが必要です。こまめなブラッシングや定期的なトリミングがスムーズにできるように、誰から体のどこを触られても平気でいられるように子犬の頃から慣れさせておくといいですね。散歩、食事、飲水の後は口周りをしっかり拭きましょう。

スコティッシュ・テリアが気をつけたい病気 

・体の中のリンパ球が悪性腫瘍(がん)になってしまう「悪性リンパ腫」
・粘膜や消化管から出血する「フォン・ヴィレブランド病」
・肺動脈弁(心臓の右心室から肺へと血液を送る肺動脈の入り口にある弁)やその周囲が、先天的に狭くなっている「肺動脈弁狭窄」
・6週齢ごろから発症する、全身性のけいれんが引き起こされる「スコッチけいれん」

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 4
初心者向き 2
友好的   2
お手入れのしやすさ 1
訓練のしやすさ 2

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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