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バセット・ハウンドの特徴・性格・飼い方

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ひょうきんな表情と、体型。独自のスタイルで人を魅了するバセット・ハウンド。じつはフランス生まれで、優秀な猟犬でもありました。長い垂れ耳と短足の愛らしさが世界で人気の、バセット・ハウンドの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

バセット・ハウンドの特徴・魅力 

ファッションメーカーのキャラクターになったり、マンガの主人公になったりと、その独特な外見から、コミカルな印象の強いバセット・ハウンド。猟犬だったわりには、のんびり屋さんでマイペースな犬種です。運動量も多くはなく、温和で賢く、飼い主さんにも忠実なバセット・ハウンドは、家庭犬としての魅力にあふれています。

バセット・ハウンドの歴史 

16世紀のフランスで、ウサギや赤鹿狩り用の猟犬として活躍していました。先祖はフラッド・ハウンドという説も。バセット(フランス語でバセー)は、丈や脚が短いという意味。長い胴と短い脚の体型は、低い茂みの中で動き回るのに優れると同時に、人が徒歩でもついていける歩くスピードを可能にしました。長い垂れ耳も特徴のバセット・ハウンドは、そのコミカルな雰囲気から、靴メーカーのキャラクターだったり、有名なマンガ「フレッド・バセット」の主人公になったりと、世界中で人気を博しています。フランスが原産ですが、現在はイギリスやアメリカで人気が高い犬種です。

バセット・ハウンドの外見上の特徴 

体高※33~38前後。体重18~27kg。頭が大きく、胴長、短足、長く垂れた耳が最大の特徴です。長い耳は頬にそって垂れることで耳を塞ぎ、聴覚を遮断してニオイを嗅ぐ作業に集中できるとされていますが、科学的な根拠は乏しいです。耳の長さは多くの犬種でも最長でギネスブックに認定されています。また、長く太い尻尾は背中の上に高く掲げられ、野原でも犬の居場所を知るのに役立ちます。たるんだ皮膚は時に健康を脅かすため、現在では一部、たるみの少ない本来の猟犬のタイプに皮膚の量が戻っています。被毛はシングルコートで、毛色はブラック&ホワイト&タンのトライカラー、レモン&ホワイトのバイ・カラーが主です。長い顔と穏やかな瞳が愛嬌たっぷりの、個性あふれる犬種です。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

バセット・ハウンドの性格 

猟犬には珍しいタイプの、温厚でマイペースな性格のバセット・ハウンド。探索が好きなことと嗅覚がすぐれているので、気になるニオイに惹かれて追いかけてしまう習性が強いのが玉にキズ。やや頑固な面もありますが、基本的には物静かで飼いやすい犬種です。

バセット・ハウンドを飼うのに向いている人 

猟犬であったバセット・ハウンドですが、家庭犬の現在は、若齢期以外は運動量はそう多くありません。一般的な散歩量を確保できる人なら大丈夫でしょう。ただ散歩中に興味がある物には集中して追いかける探究心が強いため、きちんとコントロールできる、しつけに熱心な飼い主さんにおすすめの犬種です。また、特徴的な体型から、医療と介護に資金と時間と労力がかかります。犬にかける時間的余裕のある人に向いています。

バセット・ハウンドの飼い方 

獲物を残されたニオイで追いかけるなど、すぐれた嗅覚を使って猟を行ってきたため、バセット・ハウンドは気になるニオイを追わずにはいられない習性をもっています。そのため散歩のときに脱線を止められるよう、飼い主さんの指示に従うようにしておくことが大切です。また、肥満になりやすいタイプなので、太らせないよう、注意して。嗅覚がすぐれている特徴を利用して、おやつを隠して探させる宝探しゲームをするなど、探索欲求を満たすような工夫をして運動量をキープしましょう。無理に短く作られ肢は、年齢と共に関節の変形や痛みが伴っていることが考えられます。動き出しや、歩き方などをよく観察し、早期に痛みに気付くことが大切です。

バセット・ハウンドのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

バセット・ハウンドは胴長で脚が短い体型のため、関節系の疾患にかかりやすい犬種です。滑る床や、クッション性の乏しい硬い床、段差の多い飼育環境は避けるようにします。また暑さに弱いので、夏場は冷房なども使用し室温管理をしっかりと行いましょう。外への散歩の際は、耳を地面に引きずってしまう事を避けるため「スヌード」と呼ばれる日本でいう「ほっかむり」を被せましょう。ニオイで食べ物のありかを探知してしまいますので、入ってもらいたくない場所には、仕切りなどを設置して事故の予防を。探索好きで、力持ちなバセット・ハウンドなので、仕切りは頑丈に。

バセット・ハウンドの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

バセット・ハウンドのお手入れ・トリミング 

バセット・ハウンドは短毛なのでお手入れは比較的簡単です。散歩で外出したあと、体を拭いてあげたりするといいでしょう。皮膚のたるみから目ヤニや涙が多い犬は、まめに目の周りも拭きましょう。その他も耳の裏、よだれが多い口周りなども、良く拭きましょう。

バセット・ハウンドが気をつけたい病気

・もともと太りやすい体質「肥満」
・椎間板の変形や破裂で脊髄神経が圧迫されて歩けなくなる「椎間板ヘルニア」
・股関節の形が先天的に異常な形になっている「股関節形成不全」
・垂れ耳のため中が蒸れやすい。細菌やカビが原因で、外耳道に炎症が起こる「外耳炎」

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 3
初心者向き 1
友好的   3
お手入れのしやすさ 3
訓練のしやすさ 2

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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