冬に犬の誤飲・誤食事故が増えるワケ
寒い季節は、犬の誤飲・誤食事故が増えることをご存知ですか?
その理由は、クリスマスやお正月などイベントが多いこと。ごちそうと人が集まる機会が増えることで、愛犬への注意が散漫になりがち。また、普段愛犬とのかかわりが少ない家族や来客が愛犬と触れ合うことも増え、食べ残しやおすそわけなどを口にしてしまうことが多いようです。年末年始にありがちなシチュエーションと、実際に起こった誤飲・誤食事故を確認しましょう。
クリスマス・お正月におなじみの食べ物は?
この時期に食卓にあがることの多い料理や食材について、犬に与えてOKかNGかを事前に確認しておきましょう。家族やお客様にも、事前に伝えられると安心です。
特に犬の体に害がないとされている食べ物でも、初めて与えたり食べなれない食べ物は、下痢やアレルギーを起こすリスクもあるので、少量で様子を見るようにすることも大切です。
食べ過ぎにも注意!開腹手術ということも
犬と暮らす方なら実感があることと思いますが、犬は習性から目の前に食べ物があれば食べてしまいます。普段あまり愛犬に関わらない家族が、ゴハンを与えすぎてしまったりしないよう注意しましょう。食べすぎでおなかがパンパンで息も苦しそうな犬が救急搬送され、開腹手術となることもあるようです。大型犬は、胃拡張・胃捻転を起こすことも。命にかかわることがあることも再確認しておきましょう。
意外? 甘酒は犬にもOK
お正月にはおなじみの甘酒は意外にも犬にOKの飲み物。発酵由来の成分も含まれ、腸内環境の改善効果なども期待されているんです。アルコール分の残ってない、塩分や糖分が添加されていない甘酒を選んでくださいね。
果物を少しおすそわけしてみては
注意したいことはたくさんありますが、せっかくの家族団らん、愛犬も一緒に楽しく過ごしたいですよね。そんなときは果物を少しおすそわけしてみてはいかがでしょう。この時期の旬の果物で、犬に与えても大丈夫なものについて、与え方についてご紹介します。
いかがでしたか? ご家族やお客様にも上手に伝えて、愛犬と楽しいクリスマス・お正月を過ごしてくださいね!
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/いぬのきもちWeb編集室