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専門家監修|犬の多頭飼い ケージやサークルは一緒でいい? 飼育環境のコツを解説

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犬の多頭飼いを始めるときは、ケージやサークル、トイレなどの犬用グッズは、1頭ずつ用意したほうがいいのでしょうか? 今回は、多頭飼いをするときの環境づくりのコツをご紹介します。多頭飼いの注意点なども解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の監修

戸田 美由紀 先生

 家庭犬しつけ専門ドッグトレーナー
 「DOG IN TOTAL」代表

 埼玉県全域、近隣都県へ出張して個別レッスンを行う。
 行政主宰の犬のしつけ教室講師や遠方の方には有料電話相談などを行っている。
 「いぬのきもち」ほかメディアでの記事監修・執筆も。

●資格:日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター/ジャパンケネルクラブ公認訓練士/日本警察犬協会公認訓練士/さいたま市動物愛護推進委員

●書籍:『ほめてイイコに!犬のしつけ&ハッピートレーニング』西東社 監修/『新版 子犬の育て方完璧宣言!』誠文堂新光社 共著

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多頭飼いの環境づくりのコツ(1)ケージやサークル、トイレなどは1頭ずつ用意する

2歳と15歳
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ケージやサークル、クレートは1頭ずつが基本

犬を飼う際に必要となるのが、ケージやサークルです。商品としての両者の定義はあいまいな部分が多いのですが、柵で上下左右を囲われていて、折りたたみできるものを、ケージと呼ぶことが多いでしょう。

一方、サークルは室内で犬用のスペースを確保するために使う、“囲み用の柵”を指し、一定の場所に設置して使用するのが一般的。屋根がついているものや、下にトレーがついているものなど、その形状は多岐にわたります。

そんなケージやサークルは、1頭につき1つ用意するのが基本です。また、犬の“ハウス”として使うクレートも同様です。これらは犬にとって「単独で安心できる場所」になります。とくに多頭飼いを始めたばかりころは、先住犬も新しくきた犬も慣れないことばかりでストレスがたまりやすいので、きちんと安心できる場所を用意してあげることが大切です。

ケージやサークル、クレートに関する詳しい情報は、下記の記事を参照してください。

トイレは念のため新しく用意する

トイレは将来的に共有になることもありますが、犬によっては共有することを嫌がる場合があります。多頭飼いを始めるときは、念のためトイレも新しく購入し、1頭につき1つは用意してあげるようにしましょう。

犬が排泄しやすいトイレのサイズ感などについては、下記の記事を参考にしてみてください。

多頭飼いの環境づくりのコツ(2)最初は離れた場所にケージやサークルを置く

シー・ズー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

まずは離れた場所に設置

多頭飼いを始めたばかりの頃は、ケージやサークル、クレートは、同じ部屋の離れた場所に設置してあげましょう。また、犬の性格によっては、ケージやサークル、クレートの上にかける、目隠し用の布を用意しておくと安心です。

犬同士が慣れてきたら隣に置いてもOK

犬同士がお互いの存在に慣れてきたら、ケージやサークル、クレートは隣に置いても問題ありません。ふだんから犬たちの様子をよく観察して、置き場所を決めてください。

多頭飼い用のケージ・サークルもおすすめ

犬同士が慣れてきたら、多頭飼い用のケージやサークルなどを取り入れるのも、ひとつの手です。多頭飼い用のケージやサークルにはさまざまな種類がありますので、お部屋の大きさや目的などにあったものを選ぶといいでしょう。

■多頭飼いに使えるケージ・サークル(1)2段タイプ


小型犬の多頭飼いや、あまり犬用スペースが取れないお部屋におすすめなのが2段タイプです。キャスター付きなので、お掃除もしやすいでしょう。

■多頭飼いに使えるケージ・サークル(2)ジョイントタイプ


サークル同士を縦にも横にもつなげられるタイプ。屋根やトイレスペースなどもカスタマイズできるので、犬の成長に合わせて組み合わせやパーツを変えれば、長く使用できるでしょう。

■多頭飼いに使えるケージ・サークル(3)カスタマイズタイプ


パーツを自由に組み合わせて、シーンにあった空間づくりができるペットサークル。犬の数や大きさ、お部屋の広さ、形に合わせてカスタマイズできます。

多頭飼いの環境づくりのコツ(3)水分不足にならないよう給水器を増やす

トイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬がいつでも好きなときに水が飲める環境を

多頭飼いを始めて犬の数が増えると、これまでの給水器(水飲み容器)だけでは、水分不足になってしまいます。水分不足はさまざまな病気の引き金になるので、犬がいつでも好きなときに水が飲めるよう、給水器の数を増やしてあげましょう。

犬の給水器の種類や選び方については、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

その他用意しておきたいもの

そのほか、多頭飼いを始めるときは、リードや首輪、犬用ベッド、フードボウルなども買いそろえておきましょう。また、犬が2頭になると排泄量も増えるので、トイレシーツを多めに用意しておくことも大切です。

犬の多頭飼いを始めた後の注意点やポイント

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

では最後に、多頭飼いを始めた後の注意点やポイントについてみていきましょう。

最初のうちは先住犬を優先する

多頭飼いを始めたら、散歩やゴハンなどのお世話やスキンシップなど、最初のうちは先住犬を優先してあげましょう。新しい犬に「先住犬が優先」ということを覚えさせれば、犬同士の争いごとも起こりにくくなります。

お世話やしつけなどのルールは家族間で統一する

お世話やしつけのルールが家族間で異なると、犬は戸惑ってしまい、しつけが身につかなくなってしまうことがあります。多頭飼いを成功させて楽しく暮らすためには、しつけが欠かせませんから、飼い主さん側が共通のルールを定めて、同じ手順でしつけを行うようにしましょう。

また、犬への接し方が家族によって違うのもNGです。「○○はリビングには置かない」、「犬はソファの上はのせない」などのルールを、家族間で統一しましょう。

留守番中はそれぞれのケージに入れたほうが安心

犬同士の相性にもよりますが、留守番中は別々のケージやサークル、クレートの中に入れたほうが、ケンカなどのトラブルが起こりにくく安心です。

犬の留守番の環境づくりのコツなどについては、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

住環境や接し方に気を配って、多頭飼いを成功させよう!

柴の多頭飼い
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

このように、先住犬と新しくきた犬が良好な関係を築くためには、犬たちが快適に暮らせる環境を整えてあげることが大切です。また、犬たちに対する接し方についても、飼い主さんは十分注意する必要があります。

下記の記事では、犬の多頭飼いのメリット・デメリット、注意点などについて、詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

監修/戸田美由紀先生(家庭犬しつけ専門ドッグトレーナー)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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