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ジャック・ラッセル・テリアの特徴・性格・飼い方

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小型ながら、どこかたくましいジャック・ラッセル・テリア。遊び好きで陽気ともいわれるジャック・ラッセル・テリアの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

ジャック・ラッセル・テリアの特徴・魅力 

ジャック・ラッセル・テリアは常にワクワクしているような明るい表情が印象的な犬種です。遊び好きで陽気な犬が多い犬種といわれ、狩猟能力が優れているために「ジェットエンジン搭載の小型車のよう」と表現されるほどのパワフルさと、小さなことは気にしないポジティブな気質を兼ね備えています。

ジャック・ラッセル・テリアの歴史 

ジャック・ラッセル・テリアの祖先は、イギリスのジョン・ラッセル牧師が飼っていた「トランプ」という一頭の犬だといわれています。1800年代、キツネ狩りの愛好家だった牧師は理想的な狩猟犬を追い求めるため、「トランプ」を祖先として狩猟能力の高い犬たちを生み出し、やがてそれらがひとつの犬種として認められるようになりました。ジャック・ラッセル・テリアという名前も、ジョン・ラッセル牧師の名前が由来だと考えられています(ジャックはジョンの別称)。1990年代以降、映画やテレビに登場すると一躍人気となり、今も愛され続けている犬種です。

ジャック・ラッセル・テリアの外見上の特徴 

体高※25~30cm。体重5~6kg。体高よりも体長※が長く、体つきは筋肉質で、バランスのよい引き締まった体をしています。毛質は短い被毛のスムース、長くて粗い手触りのラフ、これらの中間にあたるブロークンの3タイプがあります。尾は断尾※していても、していなくても直立しています。キリッと賢そうな顔立ちは、いきいきとしたアーモンド形(楕円形)の瞳、黒い鼻、引き締まった黒い唇で構成され特徴的です。
※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
※体長:前胸の出っ張り部分から、お尻の出っ張り部分までの長さ。
※尾を途中で切除すること


※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ジャック・ラッセル・テリアの性格

狩猟犬として活躍するためにつくられた小型犬のため、自分より大きな獲物や素早い獲物の動きに反応できるよう、大胆不敵で反応性の高い性格をしています。頭がよく、多くの指示、しつけを理解することができるほど賢さも持ち合わせています。また近年では家庭犬としてフレンドリーな性格の犬が多いです。しかし、テリア種に多く見られる興奮性の高い性格から、血気盛んなあまり攻撃的になるタイプもいます。

ジャック・ラッセル・テリアを飼うのに向いている人 

ジャック・ラッセル・テリアの多くはスタミナ抜群のため、毎日のお散歩だけでなく、ボール投げの相手をしたり、ドッグスポーツに挑戦したりと犬と一緒に体を動かすことが好きな飼主が向いていると言えます。賢い犬なので、一貫性のある態度でダメなことはダメと毅然とした態度を犬に示せることも必要となります。犬にタフさと陽気さを求める人にはピッタリの犬種です。

ジャック・ラッセル・テリアの飼い方 

ジャック・ラッセル・テリアは猟で活躍してきたこともあり、「頭や体を使って何かをなしとげたい」という達成意欲が高い犬種。おやつを部屋の中に隠して探させる遊びなど、さまざまな遊びで満足させると達成意欲(探索本能・狩猟本能)が満たされます。嬉しい!楽しい!嫌だ!という感情をまっすぐに表現しますので、攻撃行動を伴った嫌だ!という拒否反応が出ないように子犬の頃から、必要なときは毅然とした態度で冷静に行動するようにしつけましょう。日頃の運動は朝夕1日2回程度の散歩を各30分程度。その他に、ガムやオモチャなどを噛むことも運動になります。お散歩に出られない天候の悪い日などは、オヤツを使って新しい遊びのトレーニングなどをして頭を使わせることで、楽しくエネルギーを発散させることができます。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ジャック・ラッセル・テリアのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

ジャック・ラッセル・テリアは、家具の破壊トラブルが多い犬種です。しっかりしつけが済むまでは、人がそばにいない、留守をする時などはサークルに入れるなどしてトラブルを予防しましょう。また噛むと命にかかわる電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗っておくことも有効です。犬の生活中環境に常に噛んでもいいオモチャなどを置いておきましょう。滑りやすい床の上だと、健全な犬の発育に悪影響を与える心配があります。飼育する際は、必ず滑りにくい床を選択しましょう。活発な犬種のためよく動き、そのため水もよく飲む傾向に。新鮮な水を常に飲めるようにしておきましょう。

ジャック・ラッセル・テリアの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ジャック・ラッセル・テリアのお手入れ・トリミング 

被毛タイプにはスムース(短くまっすぐな被毛)、ブロークン(バリバリとした硬く立っている被毛)、ラフ(サラッとした粗く長い被毛)の3種類があります。どのタイプでも獣毛ブラシを使用したブラッシングは有効です。またブロークンとラフの場合は、プラッキングなどと呼ばれる余計な毛を抜いて取り除くお手入れをするとよいでしょう。このプラッキングは自然な風合いをなくさない程度に行いましょう。必要であれば足先、肛門周囲の毛はカットします。その他にも毎日の歯磨きは健康に過ごすためのお手入れとして必須となります。

ジャック・ラッセル・テリアが気をつけたい病気・寿命 

・膝のお皿の骨が正常な位置から外れてしまう「膝蓋骨脱臼」
・後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を痛がる、歩くときに足を引きずるなどの症状が現れる「レッグペルテス病」
・インスリンの不足が原因で発症し、嘔吐や食欲不振、元気がなくなるなどの症状が見られる「糖尿病」
・目の水晶体が白くにごって網膜に光が届かなくなることにより、視力が低下する「白内障」
・「肝炎」をはじめとした肝臓の病気
・多飲多尿になったり体がむくんだり、息が上がりやすくなるなどの症状が現れる「クッシング症候群」

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 2
初心者向き 3
友好的   2
お手入れのしやすさ 4
訓練のしやすさ 3

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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