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フレンチ・ブルドッグの特徴・性格・飼い方

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ユーモラスな表情が印象的なフレンチ・ブルドッグ。愛玩動物としての歴史があるため、人になれやすく、何事にも積極的な性格で人気の高い犬種です。そんなフレンチ・ブルドッグの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

フレンチ・ブルドッグの特徴・魅力 

短頭犬種ならではのユーモラスな表情と、コミカルな動き、積極的な性格から大人気の犬種。その歴史は古く、一説では17世紀頃にフランスで飼育されていた闘犬がルーツとも言われています。小型化する過程で大きくなった立ち耳は「コウモリ耳」と呼ばれ、この犬種の特徴の1つです。感情を表現しにくいシワの多い顔や、短いために表現力が乏しくなってしまった尻尾にかわり、この大きな耳を大きく動かして感情を表現します。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

フレンチ・ブルドッグの歴史

19世紀のイギリス、ノッティンガムで暮らしていたレース職人が、フランスに移住する際に連れていった小型のイングリッシュ・ブルドッグがフランスで大人気となった説。さらには、17世紀にフランスで飼育されていた闘犬が祖先であるとする説の2つがあり、起源についてはいまだに謎に包まれています。フレンチ・ブルドッグはその後、フランスの上流社会の人々や、芸術家たちの間で大人気となり、愛玩犬としての地位を確立していきました。日本では大正から昭和初期にブームにとなり、近年再びその魅力的な外見がさらに洗練されたことにより、非常に人気のある犬種となっています。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

フレンチ・ブルドッグの外見上の特徴

体高※はおおよその目安として 30㎝前後。体重は 8~14㎏の間で規定されています。頭部が頑丈で幅広く、四角形を連想させる角張感があります。頭と顔の皮膚にシワが入っているのも特徴です。しっかりした骨格と筋肉質の引き締まった体は、とくに首から胸にかけて幅広く、がっちりした印象を与えます。目はクリクリと大きく、大きめの耳はピンと立っています。短く太い尻尾は、根本から先に向かい急激に先細となります。被毛は短く、光沢があり柔らかい毛質です。毛色は、フォーン(茶系)とブリンドル(黒ベースの縞模様)の2種類とパイドと称される白地を基調としたものがあります。それぞれの毛色には、わずかに白い差し毛が入ることもあります。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

フレンチ・ブルドッグの性格

愛玩動物として歴史があるため、人によく慣れ、甘え上手です。興奮性が高いため、活発な激しい遊びも大好き。体のサイズに合わない大きなボール等のオモチャでもよく遊びます。落ち着いた振る舞いのできる犬は子供や見知らぬ人にも愛想がよく、だれとでも仲良くできます。頭や肩幅が大きく、尻すぼみの体型からなる不器用な動きは、好奇心旺盛な活発な性格と相まってコミカルな動きを演出し、見る物を大変喜ばせてくれます。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

フレンチ・ブルドッグを飼うのに向いている人

短頭犬種がもつ健康面問題としっかり向き合い、ケア&サポートできる人が向いています。鼻と目の間にできるシワの毎日のお手入れ、夏場の深夜・早朝の涼しい時間帯のお散歩。鼻の乾燥予防などがあります。好奇心旺盛な性格ですので、新しい刺激をどんどん提供してくれるアクティブなライフスタイルの人は、犬を飽きさせない面で向いているかもしれません。医療費もかかりやすい犬種です。犬にかけられる経済的余裕の有無も1つの判断基準となります。

フレンチ・ブルドッグの飼い方

特に若い時期に興奮しやすい犬がいます。闘犬であるブルドッグを小型化して、攻撃性や闘争心を排除するようにつくられましたが、社会化をしっかりと身につけておかないと興奮性から攻撃行動を見せる犬になります。子犬の頃から人の指示で落ち着いて待つことや、おとなしくオスワリやフセの体勢を維持するトレーニングをするといいでしょう。また短頭犬種は呼吸器系の問題や暑さに弱い問題をもっていますので、お散歩中にリードをグイグイ引っ張る行動は健康上のリスクが非常に高くなります。引っ張り癖が身に付かないように子犬をリードに慣れさせるリードトレーニングの時期から、引っ張らないお散歩の方法をしっかりと学習させましょう。同時に体中を嫌がらずに触らせる「人に身を委ねる」トレーニングもしたいですね。これらのトレーニングは、日頃のグルーミングケアや動物病院での診療を含め、イヌの一生に大きな利益をもたらすでしょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

フレンチ・ブルドッグのハウス・ケージなど住む場所・飼育環境

好奇心旺盛なので、入ってほしくない場所には、仕切りなどを設置して事故を予防しましょう。とくに留守番させるときは、必ずサークル等に入れて思わぬ事故を防ぐようにします。また電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗っておくことが有効です。鼻が短いため体温調整が非常に不得意です。興奮性も高いため熱中症への配慮が重要になります。対策としては冷房機器が整備された飼育環境で、常に水が飲めるようにしておくことです。アンバランスな体型のため加齢に伴い筋肉量が落ちると、滑りやすい床の上で重心を安定させることが困難となります。飼育する際は、必ず滑りにくい床を選択しましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

フレンチ・ブルドッグの食事

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にあるため、主食には不向きです。フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているものの中から、ご自身の犬に合ったフードを選択します。犬はライフステージごとに必要とされる栄養の質と量が微妙に異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

フレンチ・ブルドッグのお手入れ・トリミング

フレンチ・ブルドッグは、鼻の上のシワに涙や皮脂などが溜まりやすく、不潔のまま放置すると皮膚に炎症を起こすことも。毎日習慣として、汚れに気付く前にふき取るようにしょう。また、皮膚炎にもかかりやすいので、毎日のブラッシングと定期的なシャンプーで皮膚の余計な老廃物などを除去し、皮膚環境を整えることも大切です。その他にも毎日の歯磨きは健康に過ごすためのお手入れとして必須となります。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

フレンチ・ブルドッグが気をつけたい病気・寿命

・気管の空気の流れを阻害する「軟口蓋過長症」
・目が飛び出ているため、角膜などに炎症を起こしやすい「眼疾患」
・犬の皮膚に寄生する真菌(マラセチア)が増殖し、皮膚がべたつき、赤く腫れてしまう「マラセチア皮膚炎」
・膝のお皿の骨が正常な位置から外れてしまう「膝蓋骨脱臼」
・涙が涙管からうまく排出されないために涙があふれ出て、眼の周りや鼻の脇に「涙やけ」と呼ばれる色素沈着が起きてしまう「涙流症」
・耳の炎症「外耳炎」

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 3
初心者向き 3
友好的 3
お手入れのしやすさ 5
訓練のしやすさ 3

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

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