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トイレ・吠え・噛み・散歩はしつけの基本のコツ!成犬になったらもう遅い?

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犬を飼育するうえで欠かせないのが「しつけ」です。しつけは犬を縛るものではなく、犬と飼い主さんが幸せに暮らすためのコミュニケーションです。今回は、トイレ・吠え・噛み・散歩といった基本のしつけや、成犬になってからのしつけの方法をご紹介します。

基本中の基本!トイレトレーニング

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犬を家族として迎え入れたら、まず必要なしつけが「トイレトレーニング」です。家中のいたるところで排泄されてしまったら掃除が大変ですし、衛生的にもよくありません。たまにお散歩中にしか排泄しない子もいますが、台風や大雪の日などの外に出ることが危険な日には困ってしまうことに。室内の決まった場所でトイレができるようにするしつけは、共同生活を送るうえで不可欠なしつけです。

トイレトレーニングの手順

1. 犬をクレートで休ませる
トイレトレーニング中はなるべくフリーにさせず、散歩、食事、遊び時時間以外はクレートで休ませましょう。

2. トイレの時間になったらクレートから出す
トイレの時間をメモしておき、その時間になったら犬をクレートから出します。

3. トイレへ誘導
おやつやおもちゃなど愛犬が好きな物を使って、トイレまで誘導します。ここで排泄しなければクレートに戻し、30分後に再チャレンジを。

4. 排泄したらごほうびを
上手く排泄出来たら、ごほうびとしておやつやフードを与えます。「ここで排泄をすると良いことがある!」と犬が覚えてくれますよ。

基本はこの繰り返しです。犬が自然にトイレの場所を覚えてくれることはほぼないので、犬を迎え入れたら必ずトイレトレーニングを行いましょう。1か月程度で覚えてくれる場合が多いようですが、個体差があるので2~3か月かかる子も。根気よくトレーニングを続けながら、その子にあった方法を探っていきましょう。

トイレを置く位置を工夫すると、しつけに良い方向に働くこともあります。こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

ムダ吠えしないようにしつけよう

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ムダ吠えは、一回ついてしまうとなかなか止めさせるのが難しいクセの1つです。ポイントは、成犬になるまでになるべく吠える経験をさせないこと。子犬期にあまり吠えなかった犬は、成犬になってもあまり吠えなくなる傾向が強いようです。

子犬期にやっておきたいこと

1. いろいろな物に慣れさせる。
犬は初めて見たものに対して警戒心を抱き、吠えることがあります。何度も同じようなことが起きると、怖がって吠える「警戒吠え」がクセになることも。犬が初めて見るものを見せるときは、少し遠くに置くなどして急に近づけず、犬から興味を持つように仕向けましょう。傘、キャリーケース、ベビーカーなど、大きくて音が鳴ったり動いたりするものは、犬が警戒しやすいので注意が必要です。

2. 生活パターンを固定しない。
〜時にごはん、〜時に散歩、〜時におやつなど、毎日同じ時間に同じことを繰り返していると、そのパターンを覚えた犬が「そろそろおやつの時間だよー!」と期待して吠えるようになることがあります。きっちりスケジュールを決めすぎず、毎日少しずらすと効果的です。

3. たくさん愛犬と接してあげる。
吠えグセ対策でもっとも効果的だと言われているのが、たくさん遊んで疲れさせてあげること。お散歩や遊びで体力が消耗され、さらにしつけなどで頭も使って疲れると、犬はあまり吠えなくなるという仕組みです。体力が有り余っていると吠えてエネルギーを発散してしまうので、適度に毎日疲れさせてあげましょう。

噛まないようにしつけよう

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犬の甘噛みは可愛らしい部分もありますが、ところかまわず噛んでしまうのは困りもの。まずは噛んでいいものと悪いものの区別を着けさせることが重要です。犬の噛みには、大きく分けて「ウキウキ噛み」「ムズムズ噛み」「イヤイヤ噛み」の3種類があるので、それぞれの対処法をご紹介します。

ウキウキ噛み

遊びの延長で噛んでしまう「ウキウキ噛み」。飼い主さんを噛んだ後に飼い主さんが何か反応してしまうと、かまってもらっていると勘違いするので、無反応が一番の対策です。犬が噛みそうになったら立ち上がったり、椅子の上に乗ったりして噛む体験をさせないようにしましょう。

ムズムズ噛み

歯の生え変わる生後4~8か月に多いのが「ムズムズ噛み」です。飼い主さんを噛むというよりは、歯のムズムズを抑えようと家具などを長時間噛む傾向にあります。ムズムズしてしまうのはどうしようもないので、噛んでいる物から気をそらし、アキレスなどの長時間噛んでいられるおもちゃを与えてあげましょう。

イヤイヤ噛み

ブラッシングや爪切りなど、慣れていないお世話に恐怖を感じて噛んでしまうのが「イヤイヤ噛み」です。犬は「いきなり」や「無理やり」を嫌うので、慣れていないお世話は時間をかけて慣れさせることが大切です。イヤイヤ噛みの名の通り、嫌なことをされなければ噛むことはありません。叱ったり叩いたりすることは絶対にせず、犬がお世話に慣れてくれるように愛情をもって接しましょう。

散歩のしつけもしっかりと!

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犬を飼育するうえで欠かせないのが、毎日のお散歩。お散歩をスムーズに楽しく行うためには、散歩時のしつけも不可欠ですね。まずは外に慣れさせることが大切です。最初からお外が大好きな子もいますが、慎重な性格の子は外を歩くことが怖い場合も。

1. 抱っこで外にでる。
2. 安全な場所で下ろす。
3. 下ろした場所でフードを与える。
4. 歩きながらフードを与える。

こういった手順を踏んで、外で歩くことに慣れさせてあげてください。外に慣れたら、今度は「オスワリ」「マテ」などの動作練習を外で行い、外でも飼い主さんの指示を聞けるようにしつけてください。最終的にはアイコンタクトをしながら散歩できるまで、レベルアップをしていきましょう。

成犬からでもしつけをあきらめないで

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しつけは子犬期にしか意味がない…。そう思っている方も多いかもしれませんが、実はそんなこともありません。子犬の時期にしつけをするのは基本ですが、保護犬などは成犬になってから家族として迎え入れることもありますよね。犬は賢い動物なので、大人になってからでも新しいことを覚えますし、困った行動を直すことも可能ですよ!

叩いてもいいの?

成犬をしつけるとき、もう大人だし叩いてもいいのかな?と思う方がいるかもしれませんが、これはNG行為です。叩かれた犬は、何が起きたかわからずパニックになるだけ。たとえば吠えるのをやめさせたくて叩いた場合、一時的に静かになるかもしれませんが、これは叩かれてびっくりしているだけなので、根本的な解決にはならないのです。

また「手で」叩くことを続けてしまうと、犬は飼い主さんの手はこわいものなんだと覚えてしまい、普段のお世話にも支障がでてしまいます。犬を叩くことは、互いの信頼関係に溝を作るだけなので、絶対にやめましょうね。

プロに任せる手もある!

成犬からのしつけは、子犬期のしつけより難しいことが多いです。どうしてもうまくいかない場合は、プロの先生にお任せするのも1つの手。しつけ教室などに通ってアドバイスをもらえば、今まで何がいけなかったのかが分かりスムーズにいくことも。愛犬にとっても飼い主さんにとっても、ストレスなくしつけが続けられる可能性があります。ぜひ検討してみてくださいね。

犬を飼育する場合、さまざまなしつけをこなさなければいけません。しかしこれらは、犬と一緒に暮らすうえでとても大切なことです。最初に覚えさせてしまえば後が楽なので、愛犬と一緒に頑張りましょうね!

出典元/『いぬのきもち』2018年3月号「トイレのお悩みまるごと解決(しつけ編))(監修:井原亮先生)
    『いぬのきもち』2015年12月号「一生ムダ吠えしない犬にする10の育て方」(監修:荒井隆嘉先生)
    『いぬのきもち』2017年2月号「あま噛みSTOP&CHANGE」(監修:井原亮先生)
    『いぬのきもち』2016年9月号「はじめてしつけコンプリートドリルvol.7 お散歩しつけ」(監修:西川文二先生)
    『いぬのきもち』2016年2月号「7才すぎでもできる奇跡のしつけ」(監修:戸田美由紀先生)
    『いぬのきもち』WEB MAGAZINE「愛犬のための生活空間の工夫<トイレしつけに効く配置って??>」、「「お散歩しつけ:正しいリードの持ち方」はじめてしつけコンプリートドリル vol.07」、「あきらめないで!覚えたら、犬も人もいいこといっぱい!7才過ぎてもできる奇跡のしつけ」
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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