1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. トイ・プードルの特徴・性格・飼い方

トイ・プードルの特徴・性格・飼い方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フワフワした巻き毛でチョコチョコと活発に歩くトイ・プードル。その愛くるしい可憐な姿は国内人気ナンバーワン!おしゃれなカットスタイルも楽しめる、そんなトイ・プードルの特徴や性格、歴史や飼い方について、ご紹介します。

トイ・プードルの特徴・魅力 

フワフワしたカーリーヘア(巻き毛)でぬいぐるみのようなキュートな姿をしているトイ・プードルは国内登録数が1位(2017年現在)の犬種。見ための可愛らしさだけでなく、抜け毛や体臭が少ないのも人気が高い理由のひとつです。飼い主さんがしっかりしつければ、指示どおりに的確に行動できる高い知能を持っています。性格は明るく温厚なので小さい子どもやお年寄りまでみんなと仲よくできて、マンションなどの集合住宅でも暮らしやすく現代社会になじみやすい犬といえます。

トイ・プードルの歴史 

トイ・プードルの歴史は古く、2000年ほど前にローマ人によってつくられたモチーフにも、プードルらしき巻き毛の犬が刻まれていたとか。歴史が古いため発祥地は確定していませんが、地中海を囲むヨーロッパの国々で活躍したウォーター・ドッグ(水猟犬)が祖先とされています。その後、温厚で水の猟に適したプードルは猟師が撃ったカモを泳いで運搬するカモ猟で活躍。以降、愛玩用に小型化され、フランス、ドイツ、イギリスなどを中心に、世界各国で人気の犬となりました。

トイ・プードルの外見上の特徴 

体高※23~28cm。体重3kg前後。クルクルとしたカーリーヘヤ(巻き毛)が印象的なトイ・プードルの被毛はシングルコートとされ、抜け毛が少ないです。毛色は1色の単色であることが望ましいとされており、ブラック、ホワイト、レッド、グレー、ブルー、ブラウン、アプリコット、シルバー、クリーム、ベージュ、カフェオレなどがあります。生まれたときにいちばん濃い色をしていて、通常は成長するにつれて色が薄くなっていき、毛色によっては一生涯変化します。瞳は楕円形をしており「アーモンドアイ」と呼ばれていて、目がしらから鼻先までまっすぐに伸びたマズルは中くらいの長さにあたる中頭種です。耳は垂れ耳、しっぽは断尾をする習慣があります。

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

トイ・プードルの性格 

温厚なので子どもからお年寄りまで、誰に対してもなつきやすい性格です。ほめてしつければ、オスワリ、オイデといった指示しつけの覚えも早く、とても頭がいいです。また、バランスのとれた体型をしているため、体をねじらせるなど全身で明るい性格を表現します。賢いぶん、恐怖を感じた事柄や場所などもよく覚えます。叱るなどで恐怖を与えることは避けて上手に接することで、能力を伸ばせる性質です。

トイ・プードルを飼うのに向いている人 

トイ・プードルは快活で好奇心旺盛で遊び好き。特に散歩などの運動時間がきちんと確保できて、積極的にいっしょに遊べる、アクティブな人に向いているでしょう。頭がいい犬なので、しつけや遊びを通じてトイ・プードルの知的好奇心を満足できるように関われる人が飼育するのが理想です。16世紀の貴族社会の時代からオシャレと密接にかかわってきた犬種なので、イヌと一緒におしゃれを楽しみたい人にも向いています。

トイ・プードルの飼い方 

運動は朝夕に外気浴もかねて15分程度のお散歩を。小型犬ですので、その他は家の中の遊びで十分です。休日などは、ドッグランでたっぷりと自由に運動させてもいいでしょう。運動能力と体の柔軟性が高いことから抱っこされるのが得意。その際に飛び降りてケガをすることがないように注意しましょう。毛が多いことから、ノミやダニなどの外部寄生虫がからだに付いてしまっても発見しにくいことがあります。予防薬でしっかりと対策を取りましょう。夏場は涼しい時間帯に散歩したり、地面からの照り返しに注意するなど熱中症対策を万全に。また、垂れ耳なので、夏場の耳のトラブルが多い傾向にあります。毎日、耳の中を見たり、臭いを嗅いだりして異常がないかチェックしましょう。特に耳を後ろ足で掻くしぐさは要注意。しつけは楽な犬種ですが、吠え癖がつかないように気をつけたいですね。

トイ・プードルのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

好奇心旺盛なので、入ってほしくない場所には、仕切りなどを設置して事故を予防しましょう。とくに留守番させるときは、必ずサークル等に入れて思わぬ事故を防ぐようにします。また噛んで命に関わる電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗っておくことが有効です。毛が豊富なため、熱中症への配慮は非常に重要になります。対策としては冷房機器が整備された飼育環境で、常に水が飲めるようにしておきましょう。膝にトラブルを持っているイヌが多く、滑りやすい床の上での生活でさらに悪化してしまう可能性があります。飼育する際は、必ず滑りにくい床を選択しましょう。

トイ・プードルの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にあるため、主食には不向きです。フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているものの中から、ご自身の犬に合ったフードを選択します。犬はライフステージごとに必要とされる栄養の質と量が微妙に異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

トイ・プードルのお手入れ 

トイ・プードルの被毛はカットしないと伸び続けるため、トリミングが必要な犬種です。とくに目まわりや足先の被毛などは長く伸びすぎると目のなかに被毛が入ったり、毛が邪魔して肉球の滑り止め機能を阻害して、滑りやすくなることもあるので定期的にカットするようにしましよう。巻き毛のトイ・プードルは毛玉ができやすいです。毛玉ができた箇所は蒸れたり、かゆみが生じるなどして皮膚トラブルになることも。毛玉ができないよう、毎日スリッカーブラシなどでブラッシングをするようにしましょう。毎朝、目の周りを拭いて清潔に保つことも大切です。

トイ・プードルが気をつけたい病気・寿命 

・華奢な骨格で飛び跳ねる犬特有の「前肢の骨折」
・足を引きずったり、ピョコッとあげて歩く「膝蓋骨脱臼」
・小さな顔立ちなので起こりやすい「乳歯遺残」
・垂れ耳になりやすいとされる「外耳炎」
・涙があふれ出て目まわりの毛が変色する「流涙症」
・瞳がにごってきたら治療したい「白内障」

飼いやすさの目安 ※5段階評価
お散歩が楽 3
初心者向き 4
友好的   4
お手入れのしやすさ 2
訓練のしやすさ 5

監修
ヤマザキ学園大学 講師 福山貴昭先生(危機管理学修士)

犬と暮らす

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新着記事

新着記事をもっと見る